月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月2日の金星(明けの明星)

今日3日は新月、月が太陽と同じ方向になっていて夜空は大きな星(月)が不在の空だから他の小さな星々が元気に光っていましたね(笑)
夜勤なので朝方晴れていると厳しい寒さの代わりに澄み切った朝日を拝めます、昨日の明け方も東側の窓から外を眺めると明るくなってきた空に一個だけ夜が明けても頑張って光っている星を見つけました!

写真では右上にポツンと小さくしか写っていませんが明るくなってきた朝空でもクッキリ光っていて綺麗です
数日前までは同じ時間に細くなった月が付き添っていた明けの明星(金星)がこれから更に明るくなってゆく青空に消えてゆくんですよねー
地球より近く太陽の周りを回っている金星、子供の頃から水・金・地・火・木・土・天・海・・・と太陽から近い順に惑星の並びを習いましたが水星と金星は地球より内側に位置している為、太陽の周りを公転しているどの位置にいても地球から見て太陽から大きく離れることは無いんです
反対に木星から続く他の惑星は地球の外側を回っていますから太陽側に位置することもあれば地球を挟んで太陽の反対側に来ることがあり夜に明るく見やすい時期が出来ます
では金星は見辛い惑星なのか?いえいえー昔から「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれて親しまれて月と同じく身近な星なんです
地球から見て太陽の右側に位置している時は太陽より先に見え出すので東の空で夜明け前に「明けの明星」として光っています
逆に太陽の左側に位置している時は太陽より後に沈むので日没近くから西の空で「宵の明星」として光っています
明けの明星は太陽が昇ると明るい空に見えなくなり、宵の明星は太陽を追いかけるように日没後に少しして沈んでしまいます
でも他の星よりも短い時間しか眺めることの出来ない金星ですがその明るさと太陽と地球の間に位置する時期には月のように満ち欠けをするのでその変化を楽しみたい星ですね!

もし夕方に西の空で明るく輝く星を見つけたら皆さんも子供の頃を思い出して「一番星みーつけた!」と眺めてみては如何でしょう?