2月25日の知床山々冬景
網走を朝に通過したのは午前中から知床を見て回りたかったから
天気も良くクッキリと見える景色は雪景色が眩しいほどの美しさです
斜里岳は険しい頂に強風が吹いているようで雪飛沫が舞い上がっています
自分はあまり風景写真を写さないのですがこういった遠くの山や地形などを写していると昔の月観測者たちが地上の地名や地形の名前を月に用いたのが凄くわかる気がしてきます
他の山などもそうですが望遠レンズで覗いていたり写していて月を望遠鏡や双眼鏡で見上げている気分と重なることが多いのです
更に遠く離れた地形を見ると月で見える形状もこの山々と同じで近づけばかなり印象の違ったものに見えているということが多いのも事実だと知ります
よく地上から望遠鏡で見た月の地形が人工物に見えるとか都市や基地に見えると騒ぐ方がいますがそれらに「本当だ」「確かに宇宙人の痕跡だ」と騒ぐのも楽しいことですし夢が膨らむことでもありますね
しかし地上でも月に比べれば僅か数キロの距離が離れただけでも地形が緩やかに見える光景ですが実際は凸凹が人や家よりも大きな場所ばかり
遠くの地形や風景を眺めるということは月の地形などを見た際にそれがどれぐらいの規模なのかを思い浮かべたり計る際の良い見本となることも多いので勉強になります
何処でも言えることなのですが自然の前(中)で人工物など身近で見て「大きいな」と感じるものであっても山一つの全景から比べれば小さな大きさ
今後、人類が月に降り立ち開発や探査を進めたとしても地球から望遠鏡で見上げて人類の痕跡を確認できるのは何世紀掛かるのかな?