月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月17日の月

今日は天気もよく日暮れを迎えても空は綺麗に晴れていて上弦を明日迎える月が真上に光っていました

夜空になると真上から下がり始める月、明日上弦を迎える月は明るくなってきましたね
今の暦では新年になってから1ヶ月半が経ちますが昔の暦でも新月を迎え四半月を迎えることになるんですね
見上げた月も半月近くまで満ちています、もう「晴れの海」までシッカリ見えて明日からは左半分の始まり「雨の海」が見え始めるんですねー
月はこの満ち欠けを繰り返し続けています、太古から暦に使われるほど周期的にこの繰り返しばかり
一番身近で普段多くの人はその存在すら普段の光景として気にもしなくなっている現状
望遠鏡や望遠カメラを手にすると一度は眺めたり写したりして「月の入口」「天文の始まり」を探り楽しむのですが月の満ち欠けを一通り見てしまうとその関心は薄らいでしまう方も多いですよね
確かに大気も水も無く火山活動も表に現れて見える星では無いのでなかなか変化が無くサラっと見ただけでも見終わってしまったような感覚になるというか飽き易い星なのかもしれません
しかし月って一度見た姿は二度と同じ姿で見ることは出来ないほど僅かではありますが変化している星なんです
ちょっと月のことを読んだり知ったりした方ならご存知だと思いますが月は少しずつですが地球から離れていっています
その公転軌道は円ではなく楕円、地球の周りを回っている月ですがその地球も太陽の周りを1年かけて回っています
そして月はその地球の公転軌道から角度を持って公転しています
そして地球と一緒に太陽の周りを回っている水星・金星・火星・木星という比較的近くの星からも力の影響を受けていて常に変化を続けており一定ではない状況
昔から暦などに用いられるほど月の動きは一定だったり同じ動きを繰り返しているように感じますが実は不安定な動きが多い星でもあるんですね
学生時代に夢中になり40半ばで再び見上げるようになった月、自分にとってはまだまだ魅力の尽きない身近な星です