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月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

スタートレック(1979年作品)

今日は一日雪が降ったり止んだりの繰り返しで晴れていたと思ったら次に外へと出た時には吹雪いていたりと仕事をしていても屋外の移り変わりに驚いていました
朝には白鳥が北に向かってV字編隊で飛んでゆくのを見上げ春が近いのを感じたのになかなか素直に春が来てくれませんね
こんやも日付が変わってから少ししないと月が出てこないのでお月見は諦めて懐かしい映画話でも、いつも通りのストーリー全書きですが(笑)

スター・トレック ディレクターズ・エディション 特別完全版 (本編ディスクのみ) [DVD]

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今回はテレビでもドラマ放送していた宇宙物の代表作であるスタートレックの映画第一作目の作品です
題名もそのままスタートレック、2009年には人物設定はそのままスタートレックの初期ストーリーが描かれた映画が公開されていますね
さて第一作目の映画版スタートレックは謎の巨大物体が宇宙に現れてきたところから始まります、好戦的なクリンゴン人が宇宙戦艦で攻撃しますが逆に反撃されて姿を消してしまいます
時代設定がドラマの後という位置づけなのかカーク艦長は昇進していて提督になっていましたが謎の物体が地球に向かっていると知り急遽懐かしのエンタープライズへと戻ってきました
宇宙ドックにて整備中のエンタープライズが謎の物体へと逸早く迎える船だったのですが船には懐かしい部下の他に新しいデッカー艦長も・・・出世心勇ましい新しいデッカー艦長は提督であるカークに命令を受けてシブシブ副艦長に降格されてしまいます
急ぎ整備や修理を行って謎の物体へと向けて出発した宇宙船エンタープライズ、しかし以前とは違ったり変わっている船に戸惑うカーク艦長は焦り冷静さを見失いそうになります
そこに副艦になったデッカー元艦長との衝突、懐かしい部下達のサポート、そしてこのスタートレックには欠かせないキャラであるスポックの登場によりお話は進んでゆきます
そしてドラマには登場しなかったキャラとしてスキンヘッドも美しいアイリーア、彼女はデッカーとの恋仲の過去を匂わせます
謎の物体はコンタクトしたエンタープライズを調べ出しそのアイリーアを消し去ってしまいます
驚くことに消し去ったアイリーアを複製してメッセンジャーとしてエンタープライズに送り込んできたのです
かつて恋人であったデッカーは戸惑いながらもアイリーアの複製体に惹かれます、そしてカークはデッカーに複製されているが眠っているアイリーア自身の記憶や感情を蘇らせる任務を与えます
アイリーアの複製体を送り込んだ謎の物体はヴィジャーと名乗ります、これは全てのものをスキャンしては取り込みながら地球に向かってきたのです
それは自分の創造主を求めて、その謎を解明しようとエンタープライズのクルーは懸命しますが地球への危機は刻々と近付いてきます
ヴィジャーはエンタープライズを飲み込んだまま地球へと到着、軌道上で謎の通信を始めます
それは大昔に使われていた電波通信、彼は地球に向けて自らの創造主を求めますが文明の発達した地球でその信号は伝わりません
反応の無い地球に向けて破壊に出ようとしたヴィジャーにカークは創造主を知っていると諭します、そして破壊に向けたものを撤回するよう迫ります
まるで子供のように不安定な行動に出ようとするヴィジャーにスポックは接触を試みて答えを見つけます
ヴィジャーは未発達で不安定な時期である子供そのもので自分の親である創造主に答えを見出して貰いたいだけなのだと・・・
直接ヴィジャーと会い創造主を教えると言うカークの取引に応じたヴィジャーがその姿を見せます、人類より更に進んだ機械生命体によって複雑に進化したヴィジャーの本体は小さな探査機だったのです
経年により劣化した探査機のネームプレートを読み取るとヴィジャー、しかし汚れによって数文字が消えていました
カークがその文字を読み取るとそれは大昔に地球から発射された探査機ヴォイジャー6号だったのです
探査途中でブラックホールに飲み込まれ消息を断ったヴォイジャー6号が高度な機械文明によって自我を与えられて自らの存在を問うために地球へと帰ってきたのでした
巨大な姿と長い旅で膨大な宇宙データを持っているヴィジャーは通信による創造主との交信ではなく生き物として直接的な交流(接触)を求めてきます
それに応じたのはヴィジャーを我が物にし創造主(艦長)として存在したい、そして複製体だが愛するアイリーアと存在したいと願うデッカーでした
彼は人間としての存在を失う代わりにヴィジャーとの接触を行い地球の危機をも回避します
そして機械である生命体、人類と言う生命体、機械が生み出した複製という生命体の3つが合わさってエンタープライズの前で新たなる生命と言う存在が生まれてこの映画は終わります

実在し現在も太陽系の一番端である位置を探査中のボイジャー1号と2号になぞられた存在であるヴィジャーはボイジャー6号と言う設定でした
ボイジャー1号と2号は人類が送り出した人工物で最も地球から離れた場所にいる存在、その探査機が自我を持って将来戻ってきたらというお話になりますね
探査機という存在は任務が終わればそのまま軌道上に放置されるか落下させられて終わります
宇宙船や一部の探査機は地球に戻ってきますがそれは本体の一部でしかありません、機械である探査機は任務以外に存在価値が無く終了=死ということになるのでしょうか
近年は探査機「はやぶさ」がカプセルを残して燃え尽きる姿に哀愁すら感じた方も多いと思います
しかし宇宙、特に地球軌道上にはそういった存在が無数に存在しているのです
彼らは科学のため地球文化のために働き放置された存在、その彼らに自我があったならば人類をどう見ているのでしょう?

この映画はスタートレックというシリーズの一話でしかありません、ですから映画も一つのエピソードして完結しています
しかし自己の存在と関係を考えたり答えを求めたりするには良い作品かもしれません
人類と地球、人類と機械、動物と植物、宇宙と地球、世の中に存在する物には必ず存在意味と対する関係があるのだと訴えてくる感じがします
宇宙での人類の存在、神と人間など前回書きました「コンタクト」と共通するテーマがこの映画にもあるかもしれません
それはヴィジャーが創造主に答えを求めたのと同じように人間の中にも宇宙や無限に存在するもの(神も含まれるかも?)に対して何かしら答えを求め続けているから同じようなテーマになってしまうのかもしれませんね