3月29日の月2
先ほどより高く昇った月を写したのですが今窓から月を見ると・・・もう雲の中に隠れてしまいました
こうやって前に貼った月を比べてみると月が少し右へと傾いてきましたね
月は昇り始めてから高く昇り西へと沈むまで少しずつ時計回りに傾いてゆきます
もちろんこれは月が傾いているのではなく地球上にいる自分たちが地球の自転で月の見える角度に移動してきて通り過ぎ、見えなくなる角度まで移動してゆく過程で月を見ている角度が変化するのでこう見えるんですね
そう考えると月は昇るのではなく自分たち(地球)が月の見える方向を向いたと書いた方が正解ですね(笑)
公園などで見かける球体の骨組みで回転する遊具がありますね、あれに掴まって回転しているとグルグル回って具合が悪くなることも(笑)
あれで回っていてその周りをゆっくり歩いている人を見てみましょう、回っている自分は自転している地球にいる人間
ゆっくりとその周りを歩いている人は公転している月になります
遊具で1回転しているのが1日になります、約30回転する間に月の人は1周するのですが回転している自分はある角度になるとその人が見え始め通り過ぎるように見送って見えなくなります
再び回って見えるようになるのですがまた通過して見えなくなる、この繰り返しが日々の移り変わりになります
もしもこの遊具に背中から張り付くように掴まって反時計にグルグル回ると周りを歩いている人も周りの光景も左から右へと流れてゆくように見えるんです
流石にこの規模で慣性の法則を受けても自分が止まっているように感じられませんが地球規模になると自分ではなく空の星たちが動いているように感じます
こうやって大きな存在を身近な物に置き換えて見ると「何でだろう?」と思ってしまうことも案外簡単に理解できたりしまう
月の自転と公転が一致していて何故いつも地球から同じ面しか見えないのかは中心を地球に見立ててその周りを30区分で1回転するように10円玉を動かします
その時に1周で1回転するように10円玉をおなじ反時計回りに回転させるのですが中心(地球)から見ると常に10円玉の向きは同じになりますね
この回転を少し楕円にして中心を少しだけずらしてみましょう、すると元々の中心から見た10円玉の向きが少し違って見えるようになります
これが秤動と呼ばれ同じ向きの月なのに50%より多く月が見える現象になるんです
自分も秤動を書く時に月の揺れのように書きますがこれは地球で見ている自分たちがそう見えているだけで月がフラフラ回転しているから見えているわけではなく
いや・・・実際には月も地球も常に1軸でシッカリと回転しているわけではなく常に他からの力や影響を受けてフラフラしているので・・・しかしこれは摂動と呼ぶもので・・・とこれ以上書くと余計難しくなってしまいますね(笑)