月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

3月1日のエゾリス

今日は仕事がお休みになりポカンと時間が空いてしまいました、午前中に妻の実家に顔を出したりしたんですが帰り道に公園へと寄り道
まだまだ雪深い公園の細道をカメラ片手に歩いてきました

公園の森を歩くのですが除雪されている筈もなく獣道のように人が歩いて踏み固まった細道を通ります
降り積もった雪を踏み固めた道なので幅は30cmも無く踏み固まっていない外れに足が乗ると一気にズブズブ沈んでしまいます
森を見上げながら歩きたいのですが道を踏み外せば足を取られてしまいますので上を見たり下を見たり歩くのも大変(笑)
昨日降った大粒の雪が木々に着雪していてそれが昼間の気温で緩み綿のようにフワフワ舞い降りてきます
人も居なかったので森の佇まいを感じていると斜め後ろの辺りに木肌を掻くような鋭い音が聞こえてきました
この公園でそういった音を放つのは爪の鋭いエゾリス、そう思いカメラを引き上げつつ振り返ります
視線の先には木の枝先へと向かう素早いエゾリスの姿、MFで動体を追う時はピントリングを回しつつ合焦辺りから連射しつつ動く速さにピントを合わせるのが一番ですね
フィルムカメラと違いますからその中でピントの合ったものを選んで他は消すことが出来ますもんね(笑)

チョロチョロと移動を続けるエゾリスですが餌を食べている時は大人しくしてくれるので食べている時に静かに数歩近づいては顔を上げたら止まるを繰り返して距離を縮めます
枝の股に落ち着いたところを写しますが背景の曇り空にエゾリスがシルエットに映ってしまいます
露出を変えて数枚写しましたがエゾリスの食事も終わり再び走り出しました、枝の入り組んだ場所に入られると全身がなかなか捉えられず素早い動きに望遠では追いきれずに見失うことも

次の木まで距離があるのかエゾリスが幹を下ってきました、人間ならこんな逆さで降りてきたら頭に血が昇ってしまいますね(笑)

雪原に降りたエゾリスをカメラで追うのですが速い!ピントを合わせていても動きについて行けず写してみれば後ろ足にピントが合っている写りに・・・まだまだ修行が足りませんね
写りもフレーム中央からかなり外れてしまい左側にこの姿が写っていたんでトリミングして真ん中っぽく(笑)

やっと捉えた一枚はエゾリスが隣の木まで走り付いて足を止めた状態、飛び跳ねるように走るエゾリスの姿は小さいながらも躍動感いっぱいの姿なんですがなかなか思うように写せませんね

駆け寄った木にすぐ登り始めるかとカメラを上へ向ける姿勢で待ち構えるとこちらの読みを知ったのかエゾリスは根本に屈み昨日の陽気で地面の現れた部分に顔を埋めたりこちらを伺ったり
エゾリスは冬前に餌を埋めたり蓄えたりする習性があります、昨年の枯れ草が残るこの場所には何か残していたのかな?
数枚写させて頂くと時折こちらを伺う仕草のエゾリスにお礼を言って離れることに、こちらは趣味で写していますがエゾリスにとっては日々生き抜くための行動です
必要以上の邪魔はエゾリスにとって迷惑以外の何者でもありませんからね、久しぶりに出会ったエゾリスに楽しくも力強さを感じさせて頂きました