月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

1月8日の朝

今朝は今冬一番の冷え込みだったのではないでしょうか、夜勤初日だったのですが明け方になると工場の窓が一気き凍り上がります
北海道で「しばれ上がる」という方言なんですが蒸気や暖房の入った工場の窓は結露で濡れているのですが外の冷え込みが急激すぎてみるみる凍りついてゆきます
それもそのはず、屋外に設置した温度センサーを見ると−24℃にまで下がっていました
計器類は定時確認するので夜中の温度は−16℃、それが太陽の昇り始める数十分で8℃も急落していたのは放射冷却現象の典型的な冷え込みです
ただ元が低いのに更に冷え込むので冷たいや寒いという感覚ではなく痛いや裂ける痛覚に伝わってきます
北海道の冷え込みは来月の2月が一番のピーク、しかし12月からこのような厳しい冷え込みが続いていて2月は何処まで下がるのか心配です
原発からの問題で今冬は電力制限からの節電要請が発せられています、しかし昨日からこの要請が厳しくなり朝から夜までの長時間に及ぶようになりました
今冬の冷え込みは電力制限下では多くの命に関わる致命的環境、夜に街中や住宅街で輝くイルミネーションや趣向に「美しさ」よりも「無関心・無知さ」を感じて冷ややかに見えしまう自分がいます

仕事を終えて晴天の厳寒を帰る途中、少し寄り道して山沿いの道へ
冷え込みで大気中の水分が木々に触れて凍り白く飾り付けています、よく真冬に森や林を歩くとこういった光景でパチパチと弾けるような小さな音が時々聞こえてきます

降り積もった真っ白な雪に折れた小枝が落ちているのですが雪が降った後でも雪に乗っている状態なのは厳しい冷え込みで木の中の水分も凍りつき弾けたり折れて落ちるんです
よく雪が多い地方では雪の重みで気が折れたり倒れたりしますが更に寒くなると凍りついた木が倒れてしまうことも・・・雪もそうですが冷え込みも例年より厳しい今冬、もしかするとそういった光景に出会うかもしれませんね