月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

1月10日の寒スズメ

年が明けて連日氷点下20℃前後の厳しい寒さばかり・・・流氷が接岸して本格的な冷え込みになる来月を前にここまで冷え込みが厳しいのはここ2・30年無かったのではないかと思うほど

今朝も夜勤を終えての帰宅、眩しく見える太陽に顔を向けると宙を輝かせるダイヤモンドダストが舞っていました
帰りにコンビニへ寄ったのでカバンと買い物袋で両手が塞がっていてカメラは出せず
寒さに身を縮め家に入ると荷物を置いてカメラ片手に外へ、ダイヤモンドダストを写せればと思ったのですがカメラを向けたその先に寒さに羽を膨らませ昇ってきた太陽の暖かみを受け止めているスズメを見つけました
普段は餌台に沢山集っては賑やかな鳴き声を聞かせてくれるスズメ、しかし今朝は1羽だけで枝にいます
カメラを向けていると一鳴き「チュン」と囀り太陽を見つめています、小さな小さな命ですが大きな大きな生きる力を感じました
例年より早く流氷も近づいているそうです、若い世代には経験のない北海道の厳寒、寿命が2・3年のスズメが知るわけはありません
しかし身一つで考えれば人はこのスズメより弱い存在なのかもしれません、「生きる」という極当たり前な日常に「生き残る」という力を忘れてしまっているなーと自分自身に言い聞かせました