１１月９日のイチョウ（銀杏）

冬を前にして長雨が続いています、紅葉も終わりを迎え雨が残った葉を落としてしまいました
気付けばまだ黄色に色付いていなかった銀杏の葉も黄色に染まり雨風に晒されその美しさを映やすこともなく大半が落ちてしまい残念です

先月末から交替勤務も始まり冷たい雨が降る毎日に通勤時の光景も寂しく映ります
今朝も振り続ける雨の中、夜勤からの帰り道にフっといつも通る道路の脇に目をやるとそこには鮮やかな黄色の光景がありました
住宅街の狭間、何てことのない細い通りなんですがそこには綺麗な銀杏並木の道が通っています
他の場所では大半の葉が散ってしまい冬を前に銀杏が一番華やかに染まる瞬間を長雨に奪われてしまった感なのですがここはまだ綺麗に残っています

雨が降っているので車を通りの入口に停めて助手席の窓を開けて車内からの撮影です
いつもどおりなら絞りをＦ８ぐらいまで絞り被写界深度を持たせてピントの合う範囲を広げ写すのですが写す対象が離れていればこれほど効果的ではないので今回は全体的にピントが合っているような構図ではなく絞り開放で銀杏の葉を写すという感覚より銀杏の黄色を写すような感じでしょうか
まあそう言っても素人技術と素人考え、何枚も設定を変えて写したけど結局「自分の見たイメージ」「その場で感じた色」に近づけたのはこの２枚だけ（笑）
まだまだ雨が続きそうな予報ですがこの秋の名残が際立つように周りの景色は確実に冬の光景へと変わってきました