月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月26日の月

昨晩も綺麗な月がポッカリと浮いていました、雲一つない真っ黒な夜空にクッキリとした月が凄く明るく感じましたね

空気が乾燥している為か月の姿が夜空に浮かび上がっているようにさえ見えるのは嬉しいですね、27日の今日は栗名月ですからその前日になります
でも望遠レンズを通して見る月は細かい陽炎のような漣が走っていてまるで涙目で見上げているような感覚になります
朝晩が寒くなり我が家でも夜は灯油ストーブを焚くようになりました、街中でも所々で煙突から上がる煙を見る季節になったんですね
秋や冬は大気中の水分は低くなり月からの光を邪魔する要因の一つが減ることになります、ですから夏よりも月や星は綺麗に見えるようになるはずなんですが・・・地球の大気には何層もあり冬になると強くなる層もあるのでそれが邪魔をするんですねー
あと建物や向上などからでる暖房の排気も空気中に温度差を作るので見上げた月との間にその空気が流れていると月の姿が波打ってしまいます
最近は家の暖房もオール電化になったりFF式ストーブになり排気が煙突を必要としないものも増えました
しかし昔ながらの家では今でも薪や石炭を炊いていたり多くは灯油ストーブを使用していますので屋根や軒から煙を上げる季節になりました
子供の頃はどこの家庭も石炭ストーブを使っていたので毎朝昨日までの燃えカス(アク)を捨てる光景を見かけたものです
子供たちは古新聞を千切ったり丸めたり、薪を焚付用に細く鉞(まさかり)や鉈(なた)で割ったり今ではカッターでさえ指を切らないような工夫がされている時代なのに当時は大人のものをそのまま使っていましたね
もちろん怪我をすることもありますがそこから学ぶことは多かったと振り返ります、火遊びは駄目と言いながらも風呂焚きからストーブ掃除に薪の投入や炊事の手伝いと火を使う手伝いは多くありました
今考えれば子供の頃に不満に思いながら手伝っていたけれどあれは火遊びとは別の扱う学びだったんですね(笑)