１０月２５日の月

ここ1週間ほどお月見出来ていなかったので昨晩のお月見は嬉しい時間を過ごしました
大気が不安定というか冬が近づき気温差が影響して月がウネウネと波打っています、３００mmでの撮影でしたが時々月の表面を水面が揺らぐようにボヤけAFではピント合わせも難しい状態ですね

今月の満月は３０日、しかしその前に２７日には栗名月と呼ばれる十三夜があります
由来は色々とあるようですが秋も深まり栗を食することから栗を奉り月を愛でるのが由来みたいですね
十五夜に続いてお月見として親しまれている十三夜、さすがに夜になると暖をとりながらのお月見になりますが名前に用いられている栗に関わる甘栗を食べたり栗まんじゅうもいいですね
今年の実りを味わうのもいいですし冬近しの鍋物を食べて温まってから月を見上げるのもいいですね
子供の頃にストーブに乗せて焼いてから食べた干し芋や豆を炒ったのを摘みながらも良いなー、とこの時期は実りを感謝しつつ月を肴に食の贅沢を味わうのが習わしなんでしょうね
特に今のような恵まれた食生活ではなく冬を控えて越冬に備える必要があったり数日先の食でさえままならない時代には重要な時期だったのだと感じます
生きるための食とは違う味わうための食、これを楽しめたのはこの時期だけだったのかもしれませんね