月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

4月8日の月

満月が過ぎ月の昇ってくるのが日没後になりましたね、右側から欠け始めた月が今夜も夜を明るく照らし出してくれています

ただちょっと靄が掛かった感じでしょうか、月も時折ボンヤリと呆ける姿で大気の状態は昼間の気温上昇で水分が増えているのでしょうね
K−rにはMF操作の補助としてピントが合焦した際に赤くポイントが光りピピっと鳴るスーパーインポーズが備わっています
これはMFでピントを確かめていても凄く有難い機能でファインダーではちゃんとピントがあっているかどうか確認がし辛い細かな部分でもシッカリ見極めてくれます
ところがこのサインが出てもそれがズレてしまうことがあります、それは接写(マクロ)などでカメラを構えた自分自身が動いてしまいピント合わせをズラしてしまう状態が多いのですが月の撮影でも起きるのです
月や星はほとんど∞近辺でピントが合うのですがその状態でカメラを動かしてもそれほどの距離変化でピントが外れることはありません
でわ何故ピントが合わなくなるのでしょう?

それは大気が影響していてカメラ側でピントがズレたのではなく月からの光り(像)が大気の揺らぎや状態で呆けてしまったために起きます
よく月の写真を写していてピントはちゃんとあっている筈なのに呆けた感じにしか写らないと感じたらそれは大気で揺らいだ姿を写しているかもしれませんね
これは月には何も原因はありませんので全体がボケたり一部がボケたり色々、ですから月を写す時はピントを確認していても1枚写したら一呼吸置きながら数枚写して見るとクッキリ写ったものが撮れるかもしれませんよ
望遠でファインダーを覗いていると月の姿がボケたりクッキリしたり変化しているのが判るはずですのでクッキリした時にシャッターを押すのも良いですね
この写り、実はカメラの液晶ぐらいのサイズでは確認しても微妙に判りません、PCなどで見て初めて「少しボケてる」など判るのとライブビューで拡大表示してピントをシッカリ合わせたとしても揺らぎで常に変化しているのでやはり枚数を写すのが一番
大気の揺らぎはゆっくりと変化していますので連射で写しても効果は薄いかもしれません、少し間を置いて何枚も写すのが成功の近道ですね
言い方は悪いですが「数打てば当たる撮影」でしょうか(笑)