月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

1月25日のハシブトガラ

北海道で冷え込みが厳しいことを「冷たい」「寒い」と同じように「しばれる」と言います
特に日が暮れて夜の寒さより快晴の朝方に気温が一気に下がる「放射冷却」が起きた時は「凄く寒い」という意味で「なまらしばれる」と言ったり逆に放射冷却が起きない曇りや雪の朝には例え気温が氷点下であっても「今日は暖かいね」と地元の人間でさえちょっと感覚が麻痺しているのでは?と思うような言葉を口にしてしまいます(笑)
今朝の寒さもその「しばれる朝」、夜勤の帰りに寄り道して凍りついた木々を写していると同じ方向から鳥の囀りが聞こえてきます

レンズを300mmに取り替えると50mmで写していた木々をファインダーで覗いてみます
ピントをMFで合わせながら木々の枝を見渡すと小さな鳥が枝を忙しそうに移動しては鳴いていました
コガラかヒガラかハシブトガラの大きさですね、3羽ほどがそれぞれ違う枝を飛び回りながら必至に餌を探していました
枝には今朝の冷え込みでビッシリと霧氷が付いているのですが夜には餌を食べられないので明るくなった朝に寒くても生きる為に一生懸命餌をさがしているのでしょうね
夏のように豊富な餌があるわけではなく厳しい状況でも必至に生きようとする姿は小さくても躍動感のある力強い姿でした
デジカメを始めて野鳥を写すようになり種類や名前に習性など少しずつですが憶えてきました、でもそれ以上に野鳥を接するようになって普段見過ごしていた光景に「素晴らしい命の営みがある」ことを気づくことが出来て凄く嬉しい自分です!