7月31日の月(満月)
月も変わり8月になりましたがこちら道東も連日30℃を超す暑さが続いております
でも天気が良くて暑いのではなく曇りでも気温が上がり雨が降っても涼しくならず蒸した北海道にしては珍しい暑さです
7月末日に迎えた満月、暑さとは逆に夜は雲が広がっておりなかなかお月見も出来ず
それでも明るい満月は雲の薄い場所でぼんやりと見えています、しかし目では見えてもカメラで写すとなると露出が難しいものですね
もちろんISO感度は上げているのですがSSが手持ちでは無理な状態、雲が掛かっているのでまるで皆既月食を写しているような気分です
カメラがK-50に変わりISO感度によるノイズも減りましたしここは思いっきり感度を上げて雲に隠れた月の姿を浮かび上がらせてみましょう
荒くなりますし鮮明さも落ちてしまいますが残せないよりはお月見として写し残した方が勝ち(笑)
三脚を立ててSSを遅くすればもっと写しやすいと思われますが400mmの望遠で写すとなると月の動きは思いのほか早いもので遅くすればカメラのブレではなく月の動きでブレてしまうんですね
大気の揺らぎも絶えず起きていますからSSを長くするとそれだけ揺れを写してしまうことにも・・・ノイズが気にならないレベルであれば出来るだけISOで対応した方が良いと感じます
この月、一か月に2回満月を迎えるブルームーンでもありましたので写せて良かった
6月29日の月
この月は昨夜写したのですが6月最後の今夜は残念ながら雨、月が変わり7月2日には満月をむかえる月ですので満ちてきていますね
でも昨夜も薄雲が広がっていて月はぼんやりと光っていました
K-rもISO感度を上げて1600以下であればそれほどノイズが気にならないカメラでしたがK-50では更に気にならないのが嬉しいですね
薄雲が掛かるだけで人の目ではそれほど暗くは感じなくてもカメラで写すと露出の値がかなり変わります
本来ならこれぐらい満ちていれば400mmでISO200にするとF8ならSSは1/400ぐらい稼げ手振れも気にならないのですが薄雲が掛かれば同じ設定で写る月は暗すぎて画像処理で明るくしなければ辛い状態
光量が足りないので明るくしても粗さの目立つ仕上がりになります
しかしISOを800まで上げればSSは1/600まで上げれますし400mmで手持ちでも手振れせず写せる1/400~1/500にしてF(絞り)を10まで絞ることも出来ます
ISO感度を上げればノイズが気になりますがデジタルカメラも年々進化していてこのノイズを目立たなく処理しているのが凄く判ります
K-50はISO感度を設定の範囲内で上げ下げするオート機能もあるんですがMFレンズを使う際のM(マニュアルモード)では使えず自身で決める必要があります
ノイズを気にして控えめな設定にするのではなく気にせずいつもより1段高く設定しても良いのは月撮影よりも動きのある野鳥撮影時にも嬉しい性能ですね
デアゴスティーニ ジッポー コレクション9
喫煙するようになり30年を過ぎる自分、煙草に欠かせない存在がライターですよね
ガス式もありますが昔からオイル式のライターが好きで愛用しています
オイルもそうですが着火の石や火のつく芯を交換しつつ何年か使用しては気に入ったデザインを見つけてはまた新しいものを購入して使っています
ここ10年は自分の生まれ星座である射手座のデザインが施されたジッポーを使っていたのですがデアゴスティーニからジッポーコレクションが発売されているのを知り眺めていました
ジッポーの歴史を振り返りながら毎号オリジナルのデザインを展開していて「何か気に入るのがあれば買ってみよう」と思っていたのですがなかなか好きなデザインが出ず(笑)
ここ数か月は見ていなかったけど気づけばバッチリなデザインが出ていて書店で探して購入しました
金属肌に彫刻やペイントというデザインは多いのですが石肌のように鉄鉱石を吹き付けてありアポロ11号が月面着陸した日付も入っています
そして人類偉大な第一歩をペイントしているのも気に入りました、今ではジッポーのペイントでもあまり見かけなくなった艶々したペイント
発色はやや紫が強いかな?と感じますがこのペイント好きですねー
昔ガムの包みになっていて何かに貼り付けて擦ると包みのペイントが残り表のフィルムだけが剥がれるシールがありましたよね?あれを思い出して懐かしくなります
このジッポーコレクション、雑誌の付録のように感じますがしっかりZippo社の製品ですし箱も備わっています
現在多くのジッポーが一体化したプラ製のケースに入っていますがこの箱と言うのも好きですね
1969年7月20日と記され月面に初めて踏まれた人の足跡をプリントしたライター、これも長く愛用できそうな気がします
6月1日の月
今夜も明るい月が昇ってきました、でも薄雲が広がっていて少しぼんやりとした月です
丸くなってきましたね、明日2日に昇った月が日付を跨いで3日になった1時過ぎに満月を迎えます
気候も過ごしやすくなりましたし天気になってほしいですね、窓を開けてのんびりとお月見を楽しむのもいいですし外に出て満月の明るい光を浴びるのも心地よいでしょうね
今回の満月は6月3日、2日に昇った月が3日になって満月を迎えるので明日が満月と呼んでもいいと思います
さて今月もアポロ計画に纏わる話と言うか繋がる話を6月の出来事から書いてみましょう
月に行ったアポロ計画に至るまでにアメリカは事前の計画を行いました
ソビエト(今のロシア)が一歩先行する形でしたがマーキュリー計画でアメリカも宇宙空間へと有人飛行を成し遂げて追いかけます
そしてジェミニ計画でもソビエトに先行される形のままでしたが色んな「アメリカ初」「史上2番目」を行いました
その中で6月3日にジェミニ4号に乗ったエドワード・ホワイトが宇宙遊泳を成功させたのですが・・・これも「アメリカ初」にはなりましたが「史上初」とはなりませんでした
何故なら同じ年の3月18日にはもうソビエトのボスホート2号は「史上初の宇宙遊泳」を終えていたからです
アポロ計画に移行してアメリカは月への目標へと近づき1969年に有人着陸を成し遂げてソビエトに勝利したと思っています
でもそれは月だけのことであって宇宙進出での各記録や偉業の多くは今なおソビエト(ロシア)が冠しているのは事実です
人類初と2番目の宇宙遊泳は今から50年前、1965年のお話でした
更にもしもアメリカより先にソビエトが有人着陸を成し遂げていたら冷戦下での宇宙進出競争は地球周回軌道上に移らずそのまま月面への有人基地建設や火星など他の星へも進んでいたかもしれませんね
少なくともアポロ計画が17号で終わることは無かったと思いますしその後も新たな月への計画が生まれていたのではと中学生時代の自分は抱かなかった想いを大人の今は思ってしまいます
5月31日の月
今月の今日で終わり、明日からは6月ですね
今夜も満ちてきた明るい月が夜空で光っています、昨晩は曇り空で小雨も降ってお月見できませんでした
今回の満月は6月3日、しかし日付では6月3日なのですが満月に至るのは日付が3日に変わってすぐの1時過ぎ
もちろん3日の夜にも月は昇ってきますが7時半過ぎからですので見えるのは8時ぐらいからでしょうか
2日に昇った月が夜に高い位置まで昇った月と3日の満月を迎えてから早くても19時間近く経った月ではどちらが満月らしいか?と聞かれれば自分は2日の月を満月と呼びたくなります
ただ言葉通り「満ちた月」なら3日の満月を迎えた月になりますね、ブログを書く際に自分は満月を迎えた日付よりその月がいつ昇ったかの日付で満月と書くことが多いので正式に記載されている満月の日付と違う時もありますのでご容赦下さいね
季節は初夏、夜になっても過ごしやすい気温になってきました
皆さんも6月の満月でお月見を楽しんでみては如何でしょう?
5月29日の月
今日の北見は30℃まで最高気温が上がる予想でしたが29℃で治まりました
急に訪れるこちら北見市の真夏気温、道東でありながら内陸に位置して更に盆地ということで熱が溜まりやすくフェーン現象なども相まって北の大地なのに日本一暑くなる時も・・・マイナス25℃~プラス30℃は生身じゃなく金属や自然にも厳しい環境ですよね
さて今夜も綺麗な月が心地よい気温の夜空に浮かんでいます
上弦を過ぎて満月に向かい満ちている途中、左側には雨の海もその姿を見せましたね
以前から書いているように自分はこの雨の海が月の中で一番好きです
何故かと言うとアポロ11号が静かの海に人類初月面着陸したのは1969年、自分はまだ3歳に満たない年でした
この雨の海にアポロが着陸したのは1971年、アポロ15号でこの頃になると自分も宇宙船が月に行ったことを覚えている年齢になっていたから
もちろん小学生にもなっていませんしアメリカがとか月面がとか詳しく判る訳もなくお月様とロケットを描いては遊んでいた程度でした
それでも中学生になり月に関心を持つと自分が覚えているアポロ15号辺りが一番馴染みやすい部分もありました
更にこのアポロ15号は月面で初めて車(月面車)を走らせた計画でもありました
月の周回軌道には司令船、月面には着陸船、宇宙服を着た飛行士に月面を走り回る月面車
もう漫画やアニメより現実の世界で実在するかっこいい物全てに夢中です(笑)
当時は精巧なCGもありませんから未来予想図として描かれているものばかり、そこには外では宇宙服を着た人たちが月を移動したり地球へと往復したり、月面には基地や居住施設が建てられていて地下にも生活空間が広がっています
屋内では普通の服で生活が出来て未来的なデザインの服装もかっこよかった、リング状の宇宙ステーションでは重力も作られていて月以外の星へも飛び立てている未来が数多く描かれていましたね
当時は自分が親の年齢になってる頃には月どころか火星にも人類は住んでいると信じ切っていました
現実は・・・科学や知識は凄く進みましたがアポロ計画以降は誰一人地球以外の星に立っていませんね
5月27日の月
今夜も綺麗な月が光っています、上弦を過ぎた月ですので七時過ぎに南中(一番高い位置)を過ぎた月
風もなく上空の大気も落ち着いているようですし雨も纏まったのが降っていませんので月がクッキリ見えます
400mmを通して見る月が凄くハッキリ、ペンタックスはまだフルサイズ機を出していませんのでK-50の撮像素子はAPS-Cサイズ
400mmレンズを使用すると約600mm相当になるのでファインダーで見る月は10倍の双眼鏡より少し大きく見える感じでしょうか
双眼鏡で見ると両目で見るために立体感を感じる鮮明さがあります、しかし単眼で見る月でも今夜の月は地形など起伏の様子が捉えやすい状態で重たい400mmを脇締めてブレを抑えると写し終えてもそのまま眺めたくなる気分になります
今夜も月に纏わるお話を、先日はアポロ10号が無事地球に帰還したのが5月26日だと書きました
この5月、アメリカの宇宙進出で行われた計画が結構あります
皆さんは「スカイラブ計画」というのをご存知でしょうか?
アポロ計画は17号まで行われましたが当初予定されていた18号以降の計画は度重なる多額な予算捻出と反して国民の関心の薄れが進んでしまい17号を最後にアポロ計画は打ち切られました
そのアポロ計画で使用を予定していたロケット(サターン)を改造して進めたのが宇宙ステーション構想の「スカイラブ計画」です
何故「月探査」から「宇宙ステーション」へ切り替えたか?というとアメリカに先を越されて月への行かなかったロシア(ソビエト)が地球周回軌道上での長期滞在を目的としたサリュートを打ち上げています
この宇宙ステーション計画に遅れを取らぬよう当時持ち合わせていた技術と機材を駆使して進められたのが「スカイラブ計画」の始まりでした
しかしアポロ計画に比べ急きょ方針転換したことから様々な問題も多かった計画でした
1973年5月14日に打ち上げられたスカイラブ1号、しかし専用の設計ではなくアポロ計画で打ち上げに使用する予定だったサターンロケットを居住空間に使用するなど無理もあり打ち上げ時の衝撃で防護壁や太陽電池さらに耐熱版まで剥がれてしまう状態で周回軌道に到達しました
予定していた太陽電池パネルの展開も損傷の影響で上手くゆかず・・・
内部までの損傷はなかったもののこのままでは宇宙空間の小さな塵でさえ防げない、耐熱版も欠損しているので加熱する一方なのに電力は補えない・・・損傷の無かった内部でさえ影響が大きくなるのは時間の問題でした
月に幾度も往復できたアメリカなのに地球の周回軌道に滞在出来ないとなるというのは恥ずかしいお話でどうにか回避したい
そのために5月25日、スカイラブ1号に乗り込むために打ち上げられたスカイラブ2号の乗組員(チャールズ・コンラッドとジョセフ・カーウィンとポール・ワイツ)3名がドッキング後にすぐ船外活動を始めてパネルを広げたり修理と対処を行い計画失敗を防いだのです
そこから28日間彼らは滞在して6月22日に地球へと帰還、その後「スカイラブ計画」は4号まで続けられて滞在記録を84日まで伸ばしたのです
宇宙空間で故障したスカイラブ1号を修理して電力不足や諸問題を解消し宇宙空間での長期滞在実験が始まったのが5月26日のこと、42年前1973年の出来事でした
5月25日の月(上弦)
今夜は日が暮れてから冷たい風が強くなってきました、ベランダに出て夜空に月を探すと綺麗に半月に見える月です
見た目はもう十分半月なんですが正確には日付を跨いで明日の午前2時過ぎが上弦の月
もちろん昇ったのは今日25日なので題名は25日の上弦とさせていただきました
でもカレンダーや天体関連で調べれば26日が上弦となっていますのでお間違いないように(笑)
さて5月もそろそろ終わりが近づいてきました、先日5月5日に「こどもの日」とは違った月(アポロ計画)に纏わる出来事を書きましたが今夜も少し書いてみましょう
明日5月26日は何の日か判るでしょうか?
皆さんはアポロ計画で一番有名なのは何号でしょうか?
もちろん人類初・月面着陸を行ったのはアポロ11号ですので11号が一番有名でしょうね
ではその前の10号は何をしたか判りますか?
実は人類初の月面到達は10号でも出来たかもしれなかったんです、もちろん計画に沿って進められていますから遅れることはあっても進むことは無かったんでしょうが11号で月面に初めて降り立った人類
その2か月前に同じスケジュールで10号は打ち上げられて月の周回軌道までゆき月面に向けて着陸船を降下させる予行練習を行っていたんです
もちろん計画は成功して10号は無事地球に帰還しています、全て11号と同じスケジュールを完遂して
ただ違うのは月面に降り立ったかだけ、10号は月の高度15000m付近まで降下して上昇し帰還しています
(今年日本の自衛隊も導入を決めている無人偵察機「グローバルホーク」がこの高度で飛行することが可能)
着陸船に乗り込んでいたのはトーマス・スタッフォードとユージン・サーナン、この二人が何の問題もなく計画を遂行したことにより2か月後の人類初有人月面着陸が決行されたと言っても過言ではありません
そのアポロ10号が月での計画を終えて地球に帰還したのが明日5月26日、今から46年前・1969年の出来事でした