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月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

5月27日の月

今夜も綺麗な月が光っています、上弦を過ぎた月ですので七時過ぎに南中(一番高い位置)を過ぎた月

風もなく上空の大気も落ち着いているようですし雨も纏まったのが降っていませんので月がクッキリ見えます

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400mmを通して見る月が凄くハッキリ、ペンタックスはまだフルサイズ機を出していませんのでK-50の撮像素子はAPS-Cサイズ

400mmレンズを使用すると約600mm相当になるのでファインダーで見る月は10倍の双眼鏡より少し大きく見える感じでしょうか

双眼鏡で見ると両目で見るために立体感を感じる鮮明さがあります、しかし単眼で見る月でも今夜の月は地形など起伏の様子が捉えやすい状態で重たい400mmを脇締めてブレを抑えると写し終えてもそのまま眺めたくなる気分になります

 

今夜も月に纏わるお話を、先日はアポロ10号が無事地球に帰還したのが5月26日だと書きました

この5月、アメリカの宇宙進出で行われた計画が結構あります

皆さんは「スカイラブ計画」というのをご存知でしょうか?

アポロ計画は17号まで行われましたが当初予定されていた18号以降の計画は度重なる多額な予算捻出と反して国民の関心の薄れが進んでしまい17号を最後にアポロ計画は打ち切られました

そのアポロ計画で使用を予定していたロケット(サターン)を改造して進めたのが宇宙ステーション構想の「スカイラブ計画」です

何故「月探査」から「宇宙ステーション」へ切り替えたか?というとアメリカに先を越されて月への行かなかったロシア(ソビエト)が地球周回軌道上での長期滞在を目的としたサリュートを打ち上げています

この宇宙ステーション計画に遅れを取らぬよう当時持ち合わせていた技術と機材を駆使して進められたのが「スカイラブ計画」の始まりでした

しかしアポロ計画に比べ急きょ方針転換したことから様々な問題も多かった計画でした

1973年5月14日に打ち上げられたスカイラブ1号、しかし専用の設計ではなくアポロ計画で打ち上げに使用する予定だったサターンロケットを居住空間に使用するなど無理もあり打ち上げ時の衝撃で防護壁や太陽電池さらに耐熱版まで剥がれてしまう状態で周回軌道に到達しました

予定していた太陽電池パネルの展開も損傷の影響で上手くゆかず・・・

内部までの損傷はなかったもののこのままでは宇宙空間の小さな塵でさえ防げない、耐熱版も欠損しているので加熱する一方なのに電力は補えない・・・損傷の無かった内部でさえ影響が大きくなるのは時間の問題でした

月に幾度も往復できたアメリカなのに地球の周回軌道に滞在出来ないとなるというのは恥ずかしいお話でどうにか回避したい

そのために5月25日、スカイラブ1号に乗り込むために打ち上げられたスカイラブ2号の乗組員(チャールズ・コンラッドとジョセフ・カーウィンポール・ワイツ)3名がドッキング後にすぐ船外活動を始めてパネルを広げたり修理と対処を行い計画失敗を防いだのです

そこから28日間彼らは滞在して6月22日に地球へと帰還、その後「スカイラブ計画」は4号まで続けられて滞在記録を84日まで伸ばしたのです

宇宙空間で故障したスカイラブ1号を修理して電力不足や諸問題を解消し宇宙空間での長期滞在実験が始まったのが5月26日のこと、42年前1973年の出来事でした