5月25日のホオジロ
公園の森を歩いていると聞き覚えのある囀りが聞こえてきました、季節も春らしくなり天気の良い陽射し
新緑の入り組んだ向こうに視線を向けるとホオジロが佇んでいました
屈んだ姿勢でカメラをゆっくり向けますが入り組んだ枝にその姿勢ではホオジロが写せません
静かに警戒されないよう横へと移動、開けた角度で見える位置を見つけるとシャッターを半押ししながらレンズのピントリングを回します
AF主流のカメラですが自分がMFが好きなのはこういった場面や構図、特にAF動作音やシャッター音が大き目のペンタックスでは逃げられるような被写体はAF始めに気づかれて逃げられてしまうことも多く古くてもMFしやすい構造のレンズが手放せません
ピントが合っていなくて緑が広がって見えるファインダーを像、ピントリングを回してゆくとその像の中に狙った鳥の姿が見え始める
手前の枝や葉を通過してその先に隠れている鳥の姿がクッキリ見えたらグリーンボタンを押してSS設定
すぐさまシャッターを押すとモニターに写し出される画像を確認して露出を変えたり更にもう一枚とシャッターを押します
数秒~1分ほどの動作なんですが凄く集中するこの瞬間
AF撮影では手前の枝や葉にピントが取られたり奥にピントがズレていたり、この問題を一発で解消してくれたのが初歩的なMF操作でした
もちろん慣れるまでは動きについてゆけなかったりモタモタしている間に逃げられたり(笑)
そうやってるうちに飛んでいる鳥や入り組んだ物影であっても成功する枚数が増えてくるのが嬉しいですね