5月24日のカシオペア座
実は昨日自宅の様子がかなり変わりました、それは裏のお宅が高く伸びた垣根を伐採したので北側の窓からの景色が凄く良くなりました
今まで二階の廊下に居ても窓から遠くが見えることがなかったので窓から見える景色が凄く新鮮(笑)
夜になると更にそれを実感しました、外灯や明るいものが無いので北空に星空が広がっています
以前の住まいも北空は見れなかったので嬉しくなり久しぶりの星空撮影をしようと思いました
二階の窓を開けて廊下に三脚を立てカメラをセット、取り付けたレンズはsmc M 35mm F2.8です
ISO1600 SS15秒 F2.8に設定してシャッターはセルフタイマー2秒で撮影です、もっとレンズのmm値を上げるのならアストロトレーサーを使用するところですがK-50に変えて更にISO感度を上げてもノイズが気にならなくなったので30秒以下ならバルブ撮影しなくても星空が写せそうです
「なぜレンズを28mmにせず35mmで写したのか?」と聞かれれば「廊下からだったので28mmでは窓枠が入ってしまうから」です(笑)
気づけば20本以上も集めてしまったレンズ、多くが古いMFレンズなのですが広角側の単焦点もそれぞれ揃っているのでもう少し窓に近づけるか外での撮影なら28mmを使いたいところですね
さて写し出された画像を見ると目では見えない星もいっぱい写っています、月は夢中になっていた自分も星や星座はあまり自信がありません
画像を一旦暗くして残った明るい星を見て星座や星を見つけます、一番先に目についたのは北の星といえばの「北極星」を探す際に目安に使われることが多いカシオペア座
ちょうど窓から見て水平より少し上に位置していました、Wの形を見るとこの下側にはペルセウス座があるはずなんですが地平線の下に隠れていますね
星を見ながら画像の明るさを戻していくと失敗を発見、左側に窓枠が写りこんでいました
仕方なく左側をトリミングしてカット、ですので35mmで写した際より少し拡大になっていると思います
カシオペア座の左下にはペルセウスの二重連星が淡く写っていて嬉しくなりますね、時間は11時半ごろ
SSが15秒ですし外灯などの光源も邪魔しないのでもっと夜空に写ると思ったのですがややムラのある白さが乗っています
初めはSSが長過ぎたのかと思ったのですが良く考えてみればカシオペア座の辺りは天の川にスッポリ包まれているですね(笑)
今の住まいでは東・南は街明かりが強く自宅近くでの星空は難しそうなので北側の星空を写す楽しみが増えたのは凄く嬉しいです