2月11日のアカゲラ(オス)
知床五湖に向かう道で山を写していたら聞き覚えのある鳴き声がします
聞こえたと思ったら木を突く音、そしてまた鳴き声
飛ぶ際に鳴きながら移動するのは啄木鳥、それもこれはアカゲラの声です
道路わきは胸の高さまで除雪されているとはいえ雪が高く積もっています
音のする方を注視しながら移動すると木々の向こうにアカゲラのオスが姿を現しました
一見、冬深く覆われて生き物の姿も見えないように感じる凍てついた世界
しかし耳を澄ませば風の音・木々の音に混じり命がたくさん息吹いているのが伝わってきます
これは自然豊かな山々であっても街中の公園であっても同じ、黙っていても目を向ければ飛び込んでくる姿を見るのではなく自らがそこで感じ取って見つけ出すのも自然とのふれあいの楽しさかもしれませんね