月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

7月7日の能取岬

今日は暦での七夕、旧暦での7月7日が七夕なのが新暦になっても月日がそのまま引き継がれたので実際には梅雨の時期と重なったり本来の七夕の夜空は楽しめないことが多いようですね
ただ明日は新月を迎える周期なので今夜は月明かりに邪魔されることなく天候さえよければ天の川を眺め七夕を楽しむことが出来そうですよ
去年はかなり満ちていた月夜になっていましたから今夜は織姫と彦星の向き合う天の川が見られるといいですね

今日はこちらも暑くなり昼前には気温も30℃を超えて最高で33℃の真夏日
北海道の暑さは湿度が本州より低いためにそれほど暑く感じないとよく聞きますが面白いもので暑い暑いと聞こえてくる声の多くは観光客から(笑)
冬は−20℃以下になるこちらですが夏には日本一暑くなる日もあるフェーン現象の多い場所
それだけ厳しい場所なんでしょうが人が住みづらい場所は皮肉にも自然にとっては豊かで有り続けられる場所になるんでしょうね
良い天気に妻と車を走らせ能取岬へとドライブです、網走側からは二ツ岩という水族館が以前あった場所から登るように向かい数kmで着く場所

オホーツク海に突き出すように切り立った岬は美しくも人を寄せ付けない怖さも感じさせます
着いた時はちょうど干潮の時間帯でいつもの荒々しい波しぶきは眼下に見えず美しく透き通った海水に岩底が見えるほどでした

岬の端で見渡す水平線は青空とつながり広大な景色に真夏の暑さも癒されましたが何よりも光景は振り返ると広がる岬にある「美岬牧場」の牛たちと北海道自然の光景
ここ能取岬「のとろみさき」を「のとりみさき」と間違えて呼んでいる地元の人が多いのですが以前この岬は「美岬」という名前が使われていましたし名前の由来となったアイヌ語も「岬」を意味するものだったようですから「岬の岬」となってしまいますね、大らかな北海道ならではの曖昧さでしょうか(笑)
多くの人たちが岬から見える光景よりこちらにカメラを向ける姿が見られました