月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

3月27日の月(満月)

みなさん今夜の月は満月ですよ!お時間がありましたら是非お月見してみて下さいね!

昔から日本では月にウサギがいて餅つきをしていると言われていますね、月の模様を色んなものに見立てるのは世界各地でありそれぞれ同じ模様を見ているのに感覚や風習によって違いように見えるのが面白いですね
ウサギに見立てる日本では太古の神話から来ていて3匹の動物が神様に何か食べるものを求められて非力なウサギだけが何も差し出せず自ら火に飛び込み神様に捧げました
神様はその自己犠牲しても捧げる気持ちに死んだウサギを天(月)へと送ったことからきていると聞いたことがあります
でわ何故餅つきなのか?これは推測ですが日本は中国の文化を色々と受けています
その中で餅という文化を得て月の模様がウサギと餅つきに見えたのかもしれませんね、自分たちが思い浮かべる杵と臼はハンマーのような杵と寸胴な臼
しかし古来の餅つきは丸太状の杵と石臼でしたから今とはかなりイメージが違いますね(笑)
また中国では人間と結ばれた女神が嫉妬心から他の神から人(夫)が授かった不老不死の薬を持ち出して月に逃げたお話もありウサギが手にしているのは杵臼ではなく薬を調合する道具だとも
面白いですよね、世界各地で人間の文明が発達するにしたがって物語が生まれそれが月の模様にまで用いられる

簡単ですが自分が月を見上げて感じる月のウサギに線を引いてみました、何だか船を立って漕いでいるようにも見えますね
そう考えると「因幡の白兎」でワニの背を渡るウサギにも見えてきますし「カチカチ山」でタヌキを成敗する為にドロ船に乗せて自らは木の船に乗った姿にも見えて面白いですね!