月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月19日の月(満月)

今朝の8時過ぎに満月を迎えた月が日暮れとともに東空から昇ってきました

満月を迎えて10時間ほど経過しているのでもう右側には影が落ち始めていますね

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今夜も澄み渡った秋の夜空に光る月は明るくて綺麗です、月明かりに照らされて夜の景色も薄らと見えるのが嬉しいですね

いつものように400mmで写していたんですが月の右側に落ち始めた影が縁の地形を浮き上がらせていてそこに明るく光る一点を見つけました

撮影するとお月見は双眼鏡や望遠鏡で楽しんでいるのですが双眼鏡を取り出し同じ場所を注視すると片目で見ているファインダーや望遠鏡とは違い把握しやすく感じるのは両目で見る双眼鏡だからでしょうか

よく片目の視力より両眼で見るほうが視力は上がって見えると聞きますが細かな部分の把握や見え方も同じなのかもしれませんね

月には明るく照らされていると白く光って見える明るい部分がありレイと呼ばれています

クレーターなどが多く地表が太陽光を反射しやすい地質だからと考えられています

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中学時代に覚えた地名ばかりなので曖昧な記憶も多いのですが「豊かな海」と大きなクレーターの「ラングレヌス」を通る線上近くですから「アンスガリウス」でしょうか

いえいえ、写した写真を見てみると「アンスガリウス」の形は確認できました

その下にあるクレーターとなると「べハイム」があるのですが光はもっと奥にあるように見えます

ただ月の地形は角度や傾きなどで距離や位置が違って見えることもありますから写した写真を暗くして地形が見えやすくして確かめます

すると「アンスガリウス」から下がった場所に「ベハイム」の形が見えますのでこれも違いますね

となると・・・あとこの辺りで思い浮かぶクレーターは「ギッブス」なんですが・・・「ギッブス」ってレイ・クレーターだったかな?という疑問が

単に影が落ちたり秤動の角度で光が際立って見えているだけか今までそれほど気にしていなかっただけで自分がたまたまそう感じたから気になったのか(笑)

これだからお月見って飽きないんですよね、子供の頃から何度見上げても見切れていない部分がありいつも新しい発見や見え方を感じています

今夜の満月、もし見上げる時間がございましたら是非この一点も探してみて下さいね

ただ満月から影が落ち始めている境部分ですから数時間後には影に隠れてしまう場所ですので見え方が変わっていましたらご容赦下さいね