月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

1月10日の月

今朝やっと夜勤が明けて帰宅しようと外に出ると凄い冷え込みに吸い込んだ息が喉で詰まり咳き込んでしまいました
気温は−17℃予報、街外れの開けた場所に会社はあるのでここは予報より数℃は低くなりますから−20℃近くまで下がっていたかもしれませんね
眩しい朝日を見上げると空中にキラキラと光るダイヤモンドダストの粒が漂っていました・・・今年は雪の多い冬ですがそれでも確実にこちらの厳しい冬になっているのを実感します

一昨日(9日)満月を向かえた月も日付が変わった10日には右側に影が落ち始め西へと沈んでゆきました
その月が再び10日の夜に昇ってきて深夜にはこんなに影が落ちていて月の右側にある地形などの形をクッキリと見せてくれいます
しかし夜勤中に窓を開けてカメラを向けたのですが・・・何枚写してもピントが合っていない写りにしかなりません・・・
気温が低いのでレンズに曇りが起きたのでは?とレンズを確かめますが曇りは無し、MFでピントが合っていないのか?とAFで写したりライブビューでピントの山を確認したり・・・すると原因が判りました!
室内の温度は大体20℃ちょっと、でも外の気温は−15℃・・・この40℃近い極端な温度差が窓を境に存在している今の時期
カメラを向けている後ろから暖かい空気が屋外へと出て急激に冷える大気の揺らぎが自分の前に広がっているので陽炎を通して月を写している状態みたいなんですね
ライブビューで拡大表示してウネウネと波打つ月が風に吹かれたカーテンのように大きく波打つのを見て気付きました(笑)
この時期ならでは、こちらならではの状況ですからこればかりは仕方ないですねー諦めてカメラを持って外に出ては自分の吐く息で睫毛が凍りながら月を写してきましたー
でもこんな状況でもシッカリ写ってくれるカメラに凄いなーと変なところで感心してしまいました(笑)