月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月2日のエゾリス

池の周りの木でシジュウカラなどを写していると別の枝が大きく揺れています
カメラをそちらに向けると離れた木にシジュウカラなどとは違う大きなシルエットをファインダー越しに発見!

いつもは池の通りを挟んだ向かいの森にいるエゾリスが珍しく池の周りにいました、自分はこちら側で見つけるのが初めてだったのでそのまま望遠でエゾリスの動きを眺めていました
本当は写そうと思ったのですが逆光だったので写しても影にしか写らないのでやめて眺めることに
器用に木々の枝を走り次々と隣の木へ移動して行く姿は機敏ですね、その動きを眺めていて思いついたことが!
以前も野鳥のシルエットを逆光で写したのですが切り絵みたいで良い構図だったのを思い出したのでエゾリスでも写してみようとシャッターを押すと・・・
エゾリスの尻尾って太く見えるけど実は毛がポヤポヤで逆光だと透けちゃって何だかフワーっとしたシルエットに(笑)
レンズやフィルターのネームによくMCという文字がありますがこれは「マルチコート」という光の反射などを抑えるコーティングの略です
ペンタックスのレンズにもSMCと書かれたものがあります、これは「スーパーマルチコート」で逆光などでもコントラストの低下を抑えて乱反射などにも強いコーティングの略です
SMC PENTAX 300mm F4はKマウントレンズとしては初期のレンズですのでSMCとは付いていますがレンズの材質などはそれ以前のタクマーレンズと呼ばれるSマウントの物と大差は無いと思われます
エゾリスの姿を逆光で写すのはレンズのSMCを確認することにもなると思いましたので何枚か写してみましたが明るい部分でボケに収差が少し見られる程度で充分満足できる感じでした
ただF4の絞り開放では光を反射するような箇所で赤と青や混合して紫気味の収差(パープルフリンジなど)が出易いので場面によって露出設定を使い分ける注意も必要だと感じました
この後、エゾリスは池の端にある高い木から小島の木へピョン!とジャンプして移ったけど・・・帰りはどうやって戻ったのか気になりますー泳いで戻ったかな?(笑)