月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月4日の月(上弦)

道内でも今朝は氷点下の気温を記録した場所があり冬が近付いてきました、朝が快晴だとこの時期から「放射冷却現象」という天気が良いのに急な気温低下が起きる現象が起きます
昼間も空は青空なのに吹く風は冷たいですね、気温もあまり上がらず16℃ぐらいだったでしょうか・・・秋が短かったです

定時で仕事を終えて帰宅する5時過ぎにはもう陽が落ちてしまって暗い帰り道、空を見上げるとちょうど半分の月が綺麗に光っています
今日のお昼には上弦を迎えた月ですから5時間経過ぐらいなので影との区切りがまだ真っ直ぐ切ったように半分ですね
帰宅して夕飯前ですがK−rに単焦点300mmとテレプラス2xを取り付けて三脚持って二階へ向かいます(笑)
今夜は薄雲も無く暮れた夜空に月が綺麗に見えます、今回はピント合わせを慎重に行おうと月にカメラを向けるとミラーアップしてライブビューでピントの調整です
MFレンズ使用の場合、ライブビューの拡大が10倍まで行えますから月の上半分が画面いっぱいまで表示できます
そこでピントリングを無限に回し切った位置から調節します、ただ三脚固定でも600mmの望遠で10倍の拡大だと手で触れているだけで画面の月がグラグラしてピントが合っているか判りません
ピントを少し弄って手を離すと揺れが落ち着いて確認、すると前回とは違ってほとんど回し切った位置で∞なのか月がクッキリ見えます
やはり気温やレンズの温度で若干∞位置が変わるようですねー、AFレンズではモーター駆動の負荷を考えて∞位置より更に遊びがあるみたいですがMFレンズではその遊びが無い分僅かな調節で済むのは嬉しいです

ライブビューで拡大表示は凄く便利なのですが写すとなるとこれが厄介、一度ミラーアップしているのが写す瞬間にミラーが戻り再びミラーが上がってシャッターが切れるので安価な三脚ではミラーショックでブレが起きてしまいました・・・
仕方ないのでピント合わせをライブビューで行ってからファインダーに切り替えてから撮影です、更に最適な絞りを決めるために実絞り測光を行って試し撮りを行うとF8ぐらいでクッキリ締まった感じでしょうか
F8ですがテレプラス2xを使っているので実際は2xになるのでF16ということですね、SSは1/125でした
これから満月に向かって明るくなる月ですから露出の設定も色々と変わりそうですね、MFレンズを使うようになってピント合わせ以外にも絞りやシャッター速度なども意識することが多くなりました
一枚目は地形が見易いよう暗めに写した写真、二枚目は逆に見上げた感じの明るさの月を貼ってみましたー