３月１８日の月

昨夜も綺麗な月が夜空を照らしていました、日付では２０日が満月ですが１９日の今夜昇る月と２０日の月は満月と呼んで良いと思います

いつもは地形の感じが少しでも判るようにと暗めに写すのですが満ちてきて明るくなってきた月を見上げた時に目で見る月の姿に近いよう明るめで写してみました
この写真は日付が変わってから写したものなので正確には１９日の月になるのですが１８日に昇った月ですので１８日の月にしています
本当に丸くなってきましたね、写真で左上に黒っぽく広がっているのが嵐の大洋です
満月になるとこの大洋の端に向こう岸が見えるんです、満月は影が無くなり月の姿が平坦に見えてしまいますので地形などを眺めたり観測するには明る過ぎて向かないと言われることがあります
でも月という普段見慣れたはずの身近過ぎる星を隅々まで見渡せるのはこの満月の日だけ、また約２９日後には同じように満月がやってくるのですが地球があって太陽があって、そして月が回っていて見えるこの光景はその時だけしか見れないと言ってもいい一度だけの光景なんです

満月では大潮という潮の満ち引きが大きくなるので地盤が沈下してしまった海沿いの被災地では再浸水など注意が必要です
しかし夜遠しで捜索・救助活動をなされている日本をはじめ各国の皆様、避難所で被災されてしまった皆様と支援をしている皆様、支援のためや救援物資を運ぶため被災地に向かっている皆様、そして今なお原発で必死に戦っている職員・自衛隊・警察・消防・米軍等の皆様の手元・足元を少しでも明るく照らす満月であって欲しいと願っております！

その願いも込めていつもより明るめに写した月を貼ってみました