月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月8日の月と木星

今夜も仕事から帰宅する頃には月と木星が西の空に光っていました!

昨日は月の左下に見えていた木星が今夜は月の下に?
いえいえ、移動しているのは月の方で昨日はこの時間には下にいる木星の斜め上まで進んでいたんです
月は一日約50分ぐらい後ろにズレていっているので今夜見上げた月は細かいことを突き詰めず簡単に説明すると昨日より50分前の位置にいることになるんです
もちろん地球の動きや月の動きも木星の動きも関係してくるので細かいことを考えれば昨日とは同じではないんですが50分程待っていれば月は昨日と同じ辺りへと進んで木星の斜め上に光っているはずです

さて昨日より少し満ちたお月さん、目で見ていても月の模様が判るようになってきたので写してみると右下に傾いた月には危機の海や豊かの海が見えますね
静かの海も見え始めていてこれから日々見える地形が増えてきてお月見も楽しい時期になってきます!

※そう言えば以前書いていました問題※
いつも見上げている月、もし月から地球を見上げたらどんな見え方をするでしょう?でしたね!
月は少し揺らぎながらですがいつも同じ面を地球に向けています、そして月の一日(自転)は地球の日数にすると約29日
地球の周りを月が回っている(公転)も約29日、月から地球を見上げている場所はいつも地球に向かっている表側の真ん中辺りにある中央の入り江だったとしたら
答えは簡単です、大気が無いために青く見えない月の真っ黒な空にポカンと浮かんで見える地球は二週間は夜が続く月の空で月の揺らぎで少し位置は動きますがほとんど同じ位置で月の一夜で15周近くクルクル自転しながら同じ位置で満ち欠けをしています
これが昼間になっても変わらず地球は大体同じ位置でクルクルと回っているだけなんです
不思議なものですよね、地球から見上げた月は毎日満ち欠けで姿を変えながら見える位置も時間も変わってゆくのに逆に月から地球を見上げると地球はほとんど動かないなんて
以前月探査機「かぐや」が映した月からの地球の出は本当に神秘的で生命に溢れる地球の姿が美しかったですがあれは月の軌道上から写したものなので地球が出てくるように見えていたんですね
実際に月へと降り立って見上げた地球はいつまで経っても同じ位置に、月見と違って地球見は見慣れてしまうと案外味気ないものかもしれませんね(笑)