月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

1月21日の月

今日は夜勤明けのお休み、もうすぐ日付が変わる時間なんですが只今外の気温は−13℃
自宅の窓から月を見上げるとまだ高い位置には昇りきっていないので先にお風呂に入って温まってからお月見をすることに(笑)
濡れた髪の毛を乾かして湯冷めしないよう暖かい格好をして窓を開けると冷たい空気でストーブの温度表示がみるみる下がってゆきますー
SLIKの三脚に取り付けたデジカメを向けると薄い雲が流れる向こうにもう欠けて見える月が光っています
ストーブを強めにして薄い雲から月が綺麗に現れるのを待っていると室内にいるのに吐く息が白く煙ってきますー
月が綺麗に見えたら急いで写して窓をピシャリ!乾かしたばかりの髪の毛がもう冷たくなっていました(笑)

大気の流れや開けた窓から室内の暖かい空気が流れ出るのでピントが合っていると思っても数枚のうち一枚程度綺麗に写っていれば良い方なんですね
これからはどんどん月が欠けてゆき下弦(半月)を向かえ細くなった後に新月になるんでお月見では後半の時期
一日で約50分ぐらい月の出は遅くなってゆきますので満月までは地球を挟んで太陽の反対側に移動していた月が今度は太陽側に向かってゆくことになります
ですから月が出ている時間もどんどん太陽の出ている時間に近づいてゆくので朝には沈んでいた夜の月が昼に沈むようになり新月では太陽と同じように夕方に沈むようになってしまい見辛くなってしまいます

でも一日約50分ぐらいズレゆくのですから太陽側に近付いて新月を迎えると今度は太陽から少しずつ離れてゆき太陽が沈んだ後の西の空に三日月が見えるようになり再び満ち始めてゆくのです
月は大昔から何度もこれを繰り返し続けています、太陽の周りを回っている地球があって地球の周りを回っている月があってそれを見上げている自分たちが居てこの毎日変化のあるお月見が出来るんですよね

もしこれが反対に地球に誰も住んでいなくて月に人類が居たとしたら、月の自転は地球の周りを回っている公転とほぼ同じなので約29日
という事は月の一日は地球の29日分の長さになってしまいます、そのうえ月の自転と公転がほぼ同じという事は月の裏側にいたらいつまで経っても地球を見ることは出来ません
何故なら月が回転した分、月は地球の周りを移動しているので簡単な例えですが後ろの物を見ようと振り返りながら反対に体を回しているみたいなもの・・・首は一回転しませんけどね(笑)

じゃあ月から見た地球は動いて見えないのかなーと考えてみるとどうでしょう?
月の自転と地球の周りを回っている公転はほぼ同じ、でも地球で見上げている月は時期のよって見える角度が違いますよね?
自転と公転が同じと言っても公転は地球の周りを回っている公転ですから月が地球と共に太陽の周りを回っている公転は自転より長いので月にも表裏関係なく昼夜が訪れます
何だかヒントのつもりが複雑なお話になってしまいそうなので簡単に書くと月には昼夜があるけど地球に向いている表側は大体同じ部分です

月の裏側だと地球はいつまで経っても見えないのですが表側だと、例えば表側の真ん中辺り「中央の入り江」に立って見上げた地球が月の一日(地球の約29日分)ではどう変化して見えるか
これから日々新月に向かって欠けてゆく月を眺めつつノンビリ考えてみてくださいね!