月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

9月17日の月2

先程まで南側の窓からお月見を再開していました、写真は結構撮ったのでアウトドアで使う折り畳みチェアを窓側に置いてヘッドホンで音楽を聴きながらのお月見です

雲が流れてきては月が隠れるのですが月の光りで照らされる雲も綺麗ですね!
目で見る望遠鏡での月は本当に綺麗なので見ていて飽きません、僅かに大気の揺らぎで揺れて見える月は本当に幻想的です
見続けていると移動しているので月が左側へと移ってゆき視界から外れるので時折望遠鏡の向きを修正するのですが35倍で見る月は視界に余裕で収まるので全体が見回せて南から(倒立像なので上が南になります)北へと細かく見ているとすぐに月が視界から外れていってしまい時間を忘れていますね(笑)

真ん中から上に走っている筋が(画像では)コーカサス山脈、その下がアペニン山脈で右に晴れの海と左に雨の海があり雨の海に三角に集まった3個のクレーターが大きい方からアルキメデス・中ぐらいのがアリスティリス・小さいのがオートリクス
そのオートリクスから右下のアペニン山脈に目を移すとそこがアポロ15号が着陸した地点なんですよね
アポロ計画は子供だった自分にとって「かっこいい」存在でしたが特にアポロ15号が一番好きなミッションでした
初の月面車、「創世記の石」という発見、中学生になって初めて望遠鏡を手にした時にまず見たかったのがアポロ15号が着陸したこの場所でした
30年ぶりに見つめたこの場所は当時の安い望遠鏡とは違いクッキリとしたその姿を見せてくれました

本格的な月観測をなされている方には低い倍率かと思いますが、この組立天体望遠鏡の35倍は自分にとっては十分な性能ですね