月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

4月16日の月

昨夜は残念ながら満月を見れませんでしたが今夜は満月を過ぎた明るい月をお月見できました

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満月を過ぎたので完全に「夜の月」となった月は日没後7時過ぎに昇ってきます

辺りが暗くなった光景を月明かりで照らしながら昇り始める月、街中ではその昇り始めの月を見ることはできないのですが月明かりが夜を照らすので明るく感じたり遠くに見える山々のシルエットが浮き上がって見えるようになるので判りますね

満月を過ぎて1日、もう右側に影が落ちていて月の地形が険しく見えますね

影がないときは平坦に見える地形も影が生まれると険しい地形なのが判ります

しかし面白いものでどちらも月の地形を正しくは見せていません、近いといっても遠くの月ですから地球上でどれだけ離れて見る地球上の地形の見え方とは比べ物にはならないほど精密には見えません

どんなに大きな望遠鏡で見ようとも「凄くハッキリ見える」と感じていても見えているのは月の大きな地形や様子だけなのです

光が当たって明るく見えている時はただでさえ大まかにしか見えていない地形がより平坦に見えています

そして太陽光が当たり始めの光景は影が長く伸びていて大きな地形の凹凸が更に強調されて見えています

科学的に考えれば影がある方が見え方は大げさに見えますが太陽の角度と影の大きさから計算すれば正しい地形の把握が出来ますので判りやすいのでしょうね

でも自分は明るく満ちた月の方が好きなんですねー、何故ならそれだけお月見で見ることの出来る場所が多いから(笑)

特に望遠鏡で各所を見て回れば目がチカチカするほど時間を忘れて見ることが出来るのですから満ちていた方が嬉しいですね