４月２１日のオオハクチョウ

すっかり凍結がなくなり広大な湖面を見せる光景、集う野鳥にカメラを向けていたら上空からクワクワと掛け合う鳴き声が近づいてきます
ファインダーから目を離し上空を見上げると背後から大きな羽ばたきの２羽が飛んできました
南から北上してきたオオハクチョウがロシアに向かう途中に羽を休めたり食事をするためにここ女満別湖畔や周りの畑などを利用しています

雪解けがやっと進み泥となった辺りでは水中に顔を突っ込んで泥だらけになりながら餌を食べているオオハクチョウの姿
元々ここで越冬していたハクチョウなどはもう北上を開始していますのでこのオオハクチョウは更に南から長旅をしてきたんでしょうねー
首から先だけを泥色にして水中を啄む姿はオオハクチョウには失礼かと思いつつ可愛くてしかたありませんね（笑）

もう１羽も降り立つとすぐに顔を潜り込ませ空腹を癒していました
ここで休んで更に北上するオオハクチョウ、海を渡り夏の地へと移るにはまだまだ道半ば
こうやって渡り鳥たちは命をかけて長旅を毎年続けているんですよね
「また冬に会えるといいね」
妻がハクチョウに向かって発した言葉に自分も頷きました