月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

冬の匂い

朝晩の冷え込みが強くなり紅葉も終わりに近づくと「ああ、冬が来たな」と感じます

特に日照時間が短くなるので朝はなかなか明るくなりませんし逆に夕方は昼をすぎれば数時間で薄暗くなってきてしまうので4時には暗くなってしまいます

そして子供の頃から冬を感じる感覚に「匂い」があるんです

これは寒い地方の皆さんなら判ると思うのですが「ストーブの匂い」なんです

昔は多くの家が薪や石炭を燃やしていました、北海道の家には暖房の排気として煙突が立っていました

今はストーブがFF式や電化されてそういった家も少なくなってきましたが子供の頃に学校へと通う道すがらストーブの匂いがしてくると冬が来たんだと感じていました

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白い煙を上げる煙突を見つけると何だか心が和みます、厳しい冬がやってくるのですが焚くようになった自宅のストーブでは魚の珍味を炙ったり干し芋を焼いたり牛乳や甘酒を温めたり昔はストーブも子供にとって楽しみのある存在だったんです

真冬になり雪だらけで遊んで帰ると雪で濡れたり凍りついた防寒着を乾かしたり外出時に靴が冷たくないようにとストーブ前に置いて温めたり

懐かしいですね、今のようにタイマーで朝にはストーブが焚かれている生活ではなかったので朝の暖まっていない茶の間ではストーブ前が家族の取り合いでした(笑)

そんな昔の思い出を蘇らせてくれた朝の光景でした