月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

11月20日のエゾリス

今日はお休み、朝から隣町の両親宅へと出掛けると自家畑で作ったという野菜を持っていけと沢山頂きました
久々に会う姪っ子たちに少しずつですがお小遣いをあげて小雪が舞う帰り道、妻の実家にも寄って持ち帰った野菜をお裾分けー
すると帰りには妻方が檀家であるお寺のお坊さんにも会い、せっかくですから網袋に詰まったタマネギ10kgを受け取っていただきました!(笑)

実はいつもカメラ散歩へと出掛ける池のある公園はこのお寺の近くでして公園にも寄って行く事にしました
いつもの森へ入ると居ました居ましたエゾリスが美味しそうに餌を食べています、他にもカメラの方がいますのであまり一箇所に長居しないように気をつけながら公園を歩きながら池まで向かいましたが・・・カルガモたちも移動してしまったのか池にカモたちの姿は無くなっていましたー

今回はいつも使っているACCESS70-210mmではなくSMCDA L 55-300mmを持っていたのでそちらで写したのですが公園のエゾリスはある程度静かに近付けば人にも馴れているので昨日買ったSMCM 135mmでもエゾリスを写してみました
柏の落葉で音を立てないよう静かに近付き狙うと気付いたのは「いつも210mmとか300mmで狙っていたけど頑張れば135mmでも充分大きく捉えられるなー」(笑)
もちろん人馴れしているエゾリスだからなんですねーエゾリス君モデルになってくれてありがとう!
古いペンタックスレンズもMFと実絞り測光でデジタル機での使用ができボディ内手振れ補正(SR)で撮影も気軽なのが嬉しいですね
ただ今回買ったSMCM 135mm F3.5、絞り羽が8枚と他のレンズより多めの枚数なんでボケ方が綺麗かな?と期待しながら写してみたのですがボケは確かに自然で綺麗・・・でも一つ気になることがありますね
1枚目と2枚目のボケた背景を見比べると歴然なのはボケた木の縁にSMCM 135mmには赤と青の色収差が出てしまっています
これは明暗の激しい部分や光りの強い部分に出易いものでレンズの性能評価の一つにもなり古いレンズやコーティングが良くないレンズに多く見られ現在でも安価なレンズなどで見られる事のある現象ですね
ペンタックスのレンズは古くてもSMCという評価の高いコーティング技術がありこの収差がかなり抑えられているレンズが多いと感じていました

ただ様々な設計やタイプのあるレンズにおいてこのコーティングのみでは今回のようなそれほど厳しい条件でない状態でも顕著に収差が見られるのかもしれませんね
3枚目は曇り空をバックに逆光気味の構図にしてみましたが小枝などに大きく収差の偽色が乗ってしまっていますねー
ただこれよりも古いSMCP 300mm F4はそれほど気にならないので被写体を変えて色々写してみましたがSMCM 135mm F3.5ではこの収差が目立ち気味かもしれません
あるいはジャンクレンズですので買ってから綺麗にはしたものの素人目ですから充分行き届いてはいないだけかも?