月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月14日の月

バレンタインデーの夜も月が綺麗、そう言えば息子は何も言ってなかったけど学校で誰かにチョコ貰ったのかな?(笑)
空には満月に向かって満ちてきた月が明るく光っています、でも夜勤の休憩時間に外に出ると・・・めちゃくちゃ寒い!
屋外温度計は氷点下17.5℃・・・メガネが吐く息で真っ白になったまま戻りません!
屋外に出るのはやめて会社の窓を開けて月見をしようと思ったら・・・今度は窓から出る暖かい空気で月がふにゃふにゃに揺れているー
まるで窓の外に水のカーテンがあるみたいです、窓を閉めて双眼鏡でお月見をしようと曇った窓を閉めてから見えるように拭いてみると双眼鏡ではそんなに気にならないのですがデジカメで写すとガラスでの屈折か滲んで青と赤が凄く写ってしまいます・・・
仕方ないとカメラを持ち出して厳寒の屋外に、震える手でカメラを構え刺すような空気に負ける前に月を写して撤退です(笑)
冷え込んだ夜は星空が本当に綺麗なんですが・・・寒さとの戦いですねー数分で瞬きする目玉が冷たくなってきちゃいます

写した月を見ると手持ちで掲げるように構えて写しているので少しボンヤリかな?
満ちてきているので明るい部分がノッペリとして見えるのは仕方ないけどもうちょっとしっかり構えて写したかったですね
コペルニクスとティコが明るくなってきて白く光ってきましたね、月の左側に大きく広がる嵐の大洋が見えてきました
満ちてくると次々黒っぽい「海」と呼ばれる場所が見えてきますよね、ここは太古に大きな隕石が衝突して月の内部から流れ出た溶岩が冷えて固まったものと言われています
今見上げて見える数々のクレーターはこの古いクレーターの上に出来ていることから今の姿になる前は月の姿もかなり違っていたんでしょうね
まるで海のように見える模様の下には大きな大きなクレーターが眠っているんですよね、山脈や崖と呼ばれる地形は元々は大きなクレーターの縁だったり人間の歴史から見れば今も大きくは変わらぬ姿を見せてくれる月ですがその歴史は地球に大きな星が衝突して生まれたと考えられています
地球が今の豊かな姿を見せているのと同じように月もその歴史を調べてゆけばその姿は大きく変わってきて今があるのかもしれませんね!