月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

11月21日の月(満月)

本当は日付が変わった22日の午前2時過ぎが満月という事ですが21日の夜ということで表記は満月としておきますね!
写した時間も夜勤の休憩時間で日付が変わって3時頃、会社の外に出て見上げた夜空に月が丸く光っていましたー
月の明かりで敷地内も照らされて夜なのに向こうまでよく見えます、夜なのに木々が輪郭じゃなくちゃんと見え昔の人が月明かりで夜を過ごしていた時は満ちた月明かりって本当に有り難い存在で今でも一番のエコ照明でしょうね

丸いですねー端に影の無い月です、これが次の日には早くも欠けてきちゃうのは本当に勿体無い!(笑)
実はこの写真90度回転させています、午前3時だと北側がかなり右へと傾いてしまっていて月の地名などを書くのに説明し辛いので大体ですが北側を上に変えています
うーん、満月ですから見所と言っても全部見えてますね(笑)
月には秤動と言って月と地球の互いの動きから満月と言っても時期や時刻によって端の部分が少しずれて見える現象がありましていつも同じ光景しか見えない訳ではないんですね
それでも見えなかった箇所が大きく見えるようになるのではないので月の色んな場所を眺めて他にもと思ってから色々と調べてみる楽しみかもしれませんね

満月を眺めていると月の模様が一番目を引きますね、ウサギだったり人の横顔だったり世界各地で月の模様は色んなものに例えられています
この黒っぽく見える部分は海や水辺の名前に例えられていますが実は月の中から流れ出た溶岩物質が固まったものだと言われています
それでは折角全部の部分が見えていますから右から海の名前を書いてみますー
右上に丸いのが危機の海、その下で少し大きいのが豊かの海、その左下の少し小さいのは神酒の海
神酒の海から左上に上がると大きな海が静かの海で人類初(アポロ11号)の着陸地点はこの海の下端になります
この静かの海と下の神酒の海は薄っすら繋がっているように見えますね、ここは荒海の入り江と呼ばれています
さて静かの海と同じぐらいの大きさの海が左上にありますね、ここが晴れの海でアポロ計画最後(アポロ17号)の着陸地点が右端の上側になります
晴れの海から下に小さくあるのが蒸気の海、筋のように走っているアペニン山脈を挟んで左に大きく広がるのが雨の海です
雨の海の上には細く長く伸びる海がありますがここの名前は氷の海、氷の海を左に眺めてゆくと月の海で一際大きな嵐の大洋へと移ります
月の左端大半を占める嵐の大洋は縦に長く上側は右に雨の海があり、その下にコペルニクスクレーター、そして下側に島の海が接しています
島の海から右下に移ると既知の海、既知の海の右下が雲の海になります、そして雲の海から左に行くと湿りの海で終点ですー(勝手に終点呼ばわりー笑)
細かく名前を挙げるともっともっといっぱいあるのですがこの辺で、こうやって名前を憶えてゆくと社会科の地理を覚えているみたいで月も身近に感じてきます

あとこの写真には月を時計に見立てて4時の方向(ちょっと右下の端)にも薄く海みたいに黒いのが写っていますよね
ここが南の海です、上の方で書いた月の揺らぎ(秤動)でこういった端付近の箇所も見えますので普段は見えない部分が見えたときはその名前などを調べてみるのもお月見の楽しみでもありますね!

と、ここまで書いていて名前とか場所間違っていたらごめんなさいー(笑)