8月11日の足寄動物化石博物館
今日、妻と出かけた目的は以前通りかかって気になっていた「足寄動物化石博物館」を見ることでした
足寄町の町外れにある博物館に到着すると汗ばむほどの蒸し暑さでした
空はそれほど快晴では無いんですが北海道には珍しく蒸し暑く妻とハンドタオルを持って車を降りました
円形の建物の右側から入るのですが入口にはこの博物館でメインとなる化石の復元像でしょうか細面のカバみたいなものがお出迎えです(笑)
先に進むと建物の壁に沿って入口へと向かいます、入場料は大人400円
中では化石の型からレプリカ作りや砂礫の塊から化石や原石を掘り出す体験教室も行われていて沢山の親子連れで賑わっていました
アショロアラティコスタ・デスモスチルス・パレオパラドキシア・アロデスムスなど現代のカバやトドに似た生き物が古代にここにいたことを知りました
復元された骨格が並ぶように展示されており照明も単に照らすだけではないので視点を変える度に表情が変わり立体感豊かなものばかりです
そして何よりも驚いたのは大なクジラたちの骨、入場する前にこの建物の中にこれほど巨大な骨格が展示されているとは予想もつきませんでした
展示室は大きな1室ですが展示物は多く、高い天井までを大きく使っていて大きなクジラの迫力に圧倒されます
展示物に対しての説明や情報も多く、一つ一つ見ると予想以上に時間が掛かる程の充実です
正直、自分は田舎町の施設などは入場料を払って見ても「え?これで終わり?」という気持ちがいつも何処かにあります
事実多くの施設が「作ったはいいけど維持しているだけ」の光景が多く見られます
しかしこの足寄動物化石博物館は見る価値があり子供を連れて訪れる場所だと感じました
体験教室もあり職員の方々の対応や説明も進んで動いているのを感じました
良いことばかりを書いているのではありませんが欲を言うならお土産コーナーをもう一捻りした方が良いかもしれませんね
歯の化石マグネットや化石をモチーフにお土産品が並んでいますがTシャツばかりがコーナーの中央に並べられていてそれ以外は疎らな展示で正直「何を買おうか?」と寂しい状態ですね
折角のメイン部分に同じTシャツばかりが並んでいてもっと子供たちが目を光らす化石のレプリカなどは棚の下側だったり、体験教室で手に入れた化石や原石を入れるケースは子供の目が届きにくい高さの受付窓口に置いてあったり
品数を増やすだけではなく今ある商品をもっと魅力的に並べたほうが良いと思います
折角の商業スペースですがあの品数ならば今のスペースの半分もいらない内容かと苦言を(笑)
興味のある方はサイトも充実していますのでご覧になってはいかがでしょうか
「足寄動物化石博物館」