月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

1月17日の月

今夜は寒くて仕事帰りでもう−20℃を超えています、それもそのはずオホーツク海側は先日の北風で一気に流氷が接岸してしまったようです
海が氷に覆われることにより温度変化の差を抑えてくれていた海水温が遮られてしまい下がった気温が上がらず急激な気温低下にも歯止めが掛からなくなって寒くなる一方です
例年ならこの流氷の減少や接岸遅れが続いており温暖化という理由が取り上げられていました、しかし今冬は例年よりも雪が多く寒さも厳しく流氷も早く訪れています
事実年々温暖化は進んでいるのだと思います、しかしそれは人間の尺度で測る値であって太古から地球が繰り返している寒暖の大きな波ではその線に細かく波打つうねりの一つでしかないと感じます

さて今夜も冷え込んだ夜空に綺麗な月が浮かんでいます、少し満ちていて仕事帰りにも高い位置に昇っている月が見れるようになりました
気温が低くなると−15℃ぐらいから個人的感覚ですが寒いが痛いに変わり始め−20℃辺りからは吐く息が白くなるだけではなくすぐに凍り始め衣服や体毛に霜を付け出します
そして大きく息を吸うと気管を通る息が充分温まらずに肺に入るようになり呼吸で咳き込むようになり鼻の中なども冷えて吸い込む冷気で鼻毛や鼻の粘膜が凍りだします
今夜の冷え込みは放射冷却で朝方に冷え込む気温と同じぐらいまで下がっています、−20℃を超えていますので普段はあまり感じない涙(涙腺)が冷気に触れて冷たくなる感覚、目を開けていると風に当たっているように眼球が感じる状態
これはおそらく冷気と気温低下による絶対湿度の変化で露出している目の部分から水分が奪われているのでしょうねー
瞬きすると瞼の裏が冷たく感じ、瞼の動きに抵抗(摩擦)感を感じる状態です
月と共に星も綺麗に見えるのですが・・・さすがに手袋を脱いだり三脚を置いてこの状況での長時間撮影は風邪をひくより霜焼けや凍傷になってしまいそうです(笑)