月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

6月5日の月(銅月)

昨日も残業を終えて帰宅するとまだ月は昇っていせん、満月を過ぎた月は日が暮れてから昇り始めるので市街地などでは更に見え始める時間が遅くなりますね

昼頃から雷が鳴り始め帰宅しても遠くで雷鳴が聞こえてきます、外を見ると雲の晴れ間はありますのでこれから天候が回復する感じ
9時ごろには建物を超えてまだ「丸い月」と呼べる月が見えました、でもいつもより赤みが強くオレンジっぽいドンヨリとした月です
低い位置での月は高い位置での月より大気の中を長く通って目に届く訳ですから大気の状態に大きく影響されます
朝日や夕日が色付いて見えるのと同じで月も色付いて見えますね、ただ昨夜の月はそれより色濃い姿です

日付が過ぎて6日になって高い位置へときた月も見ましたがやはり赤みが抜け切っていませんでした
これは大気の状態が原因と思われます、昼からの雷雨が大気に沢山の水分を持たせています
光が大気中で影響を受け赤みが強くなると書きましたが正確には青み側の光が大気の状態(特に塵や水分)に影響され易く影響を受けにくい赤み側が残るので赤みが目立つんですね
大気には様々な気体が含まれますがその粒より塵や水分の方が大きいので影響も大きくなります
月を見るという事は月自体の姿を見るだけではなく季節・月日・時刻の移り変わりを感じ、それ以上に自分たちが住む地球の環境を見つめる(把握する)行為なんだと感じますね