PENTAX SMC 55mm F1.8
先日smc M50mm F1.7で写した画像を貼りましたが普段から古いMFレンズを多く使っている自分
今回K-rの故障でK-50に買い換えたのですがレンズが20本以上になっているのでレンズセットは買わずボディのみの購入となりました
いつもは「レンズは○○」など詳しく書きませんが拝見してくださる皆さんの中で何か参考になる方が居ればと今回も1本を選んでみました
先日は50mm F1.7と当時標準で使われていたレンズでしたので今回もその前に標準として多く使われていた55mmをチョイスです
今まで中古で見つけて購入したレンズは必ずブログに貼りましたがこうやって振り返ったらボディも変わりましたので再確認するためにもブログに取り上げて見るのも良いですね
一枚目と同じようにこちらも絞り開放のF1.8、少し退いての撮影ですが被写界深度が浅く前後ともに大きくボケており合焦したい部分にピントを合わせるには風に揺れる花など厳しいでしょうね
まぁボケを楽しむならこうゆう場面より静物や人物を選ぶでしょうからじっくり時間を掛けてピントの山を掴みたくなる描写ですね
機種が変わりファインダーがミラーからガラスに変わったことでかなり見やすさが良くなったとこうゆうレンズを使うと実感できます
絞りをF2.8に絞ります、開放も大きくボケて魅力的ですがピントずれを防ぐ為にも1・2段絞った方が構図も決まりやすいかもしれません
絞りをF8まで絞ればかなり後ろまで何が写っているか判る程度のボケに落ち着きます
ボケボケの描写も綺麗ですが屋外で明るいレンズを使うと当時フィルム使用の時代なら簡単にSS上限に達してしまったり露出が狙い通りにはゆきませんね
今でこそデジタルとなりISOを下げたり変更出来ますがそれでも絞り開放で晴天時は1/6000です
このレンズはコーティングのSMCを冠していますがMやAなど時代を現す英一文字が無い初期のレンズ(通称PレンズやKレンズと呼ばれています)
マウントもねじ込み式のスクリューマウントから今に繋がるKマウントに変わった当初のレンズになります
時代を経てデジタルになった今でもこうやって美しい光を像にしてくれるのが嬉しいですね