3月12日の月
何日ぶりに月を写したんでしょうね、昼間の日差しは春らしくなってきたのに夜になると雪が降る日が続いています
今朝は快晴で朝から眩しいほどの日差しですが気温は放射冷却が起きて-15℃まで下がりました
最高気温は氷点下から抜け出すようになってきたのですが朝晩の温度差が余計厳しく感じてしまいますね
今夜の月を見上げるともう上弦は過ぎていて明るく見えます、高い位置まで昇っていて窓から写すにも上体を窓から出すようにしての撮影
3度目の昼を迎えた中国の探査機、不具合があったのは判りましたがその後の情報がほとんどなく4度目の昼を迎えていますね
自国の偉業ではないのですから仕方ないことですがせめて子供向けの内容でもこれから宇宙や科学を目指す者たちへの何かを世界に発信することは続けて欲しいものです
しかし巨額な予算をつぎ込んで今後の有人到達への通過点として今の探査があるのでしょうから中国としても難しい問題なんでしょうね
ローバー(月兎)と呼ばれる移動式の探査機は3ヶ月の稼働目標でしたから不具合が解消したとしてもこれから何かしらのアクションを取らない可能性が高いと思うのですが望遠鏡なども搭載したランダーは順調に探査を続けているようですので何か新しい発見があれば嬉しいですね
日本も月軌道上から「かぐや」が緻密な月探査を行いました、ぜひ日本も新しい技術や探査も大切ですが今まで人類が築いてきた科学や技術をより確実にするために月への探査を続けて欲しいものです
月は身近で過去に何度も探査がされた星です、しかし身近だからこそ他の星より時間を必要とせずより大きな実績や結果を求められる星でもあります
大気の影響がなく気温差の大きい過酷な環境、太陽や宇宙空間から様々な影響を受ける環境、遠隔操作とそれを可能とする探査・作業を有する機械
どれを取っても今の日本で大きな問題として抱えている原発問題に役立つ結果を齎すと思う自分
新しい技術に目を向けるのは良いのですが過去に生まれた技術をより確実にすることも必要だとチェルノブイリで活躍した月探査機ルノホートを思い出しました
しかし当時でさえ月環境でも運用できた探査機でさえ十分な成果は出せなかったと記憶しています