月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

5月3日のエゾムラサキツツジ

今春はなかなか気温が上がらずゴールデンウィーク前半の先月末から雪が降り続く寒い連休となっています
毎年、道東はこのGW前後まで時として雪が降ることもあるのですが連日続いて雪が降ることはなくどちらかといえば天気が良ければ日本で一番暖かい夏日さえ記録する特異な地方
寒さも厳しければフェーン現象で熱くもなる内陸気候なのに・・・今年はこの時期になって1週間も雪が続いています

連休時期になれば北海道にも桜前線が上陸し観光地では咲き始めた花々を楽しむ沢山の観光客で賑わうのに今春は寒さや雨・雪でその姿も疎ら
しかし嬉しくもお隣さんの庭ではエゾムラサキツツジの花が咲き始めました
まだまだ春の彩りが少ない今年の春、それでも少しずつ自然は春に向かって進んでいるのを感じます
心配なのは農業などの状況、このGW頃から畑などはジャガイモ・タマネギ・ビートなど今年の作物の種や苗を植え始めるのですが異常に続く低温や雨・雪で農機具が畑に入れず作業が思うように進んでいません
低温や日照不足でも発育が遅れるのに雨などで畑がドロドロになりトラクターなど農機具が使えないのが心配
夏場が短い北国ですので春先での遅れは取り戻すのが大変、最悪だとここで今年の結果が最悪の状態になってしまい農作を取りやめてしまう場合もあります
兎角「温暖化」ばかりが地球で進む変化と取り上げられてそれを人間の行いで止めようなどとおこがましい事を国家や世界規模で訴えていますが「温暖化=暑くなる」と勘違いしての受け止めやそれが正しいような報道などを見ていると厳しい意見ですが馬鹿らしくなります
地球は太古から大きな寒暖の繰り返しで地球を変化させてきました
その大きさは地球に育む沢山の生命を入れ替えてしまうぐらいの環境変化を繰り返してきたのです
その繰り返す波の合間で芽生えた生命の一つが人間でしかありません、数年・数十年・数百年・数千年の地球から見れば小さな時間感で暑くなった寒くなったの変化を止めたり取り戻すことなど人間の力では無理なんでしょうね
だからこそその年その年の季節を感じ、決して当たり前のことと流さず身近な変化だと受け止め
毎年その季節を元気に過ごせて生きてゆける有り難さを感じなければいけませんね
今年は遅れ気味の春ですがその中でも確実に移り変わり始めている花を見つけてこれからやって来る暖かい季節に感謝したいと思います