月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

4月18日の月(上弦)

初めに書きますがこの月写真は去年春の上弦写真です、春になってあまり天候が優れず今月の新月以降は未だお月見が出来ていません・・・今夜は更に冷え込み雪が降っています
日本の多くがもう春を迎えて桜も開花、早いところではもう散っているというのに北海道の桜はこれからです
日本は縦に長い国だなと実感する時期でもありますね(笑)

天候が良くお月見が出来れば今夜の月は上弦という満月前の半月です
月はどうしても太陽と対峙する存在と思われ「夜」のイメージが大きいのですが実は半分が日中にその姿を見せているんですよね
太陽と同じ位置にあり見えない新月から1日で約50分ほど遅れるようになり太陽の方角から離れ出し月はその姿を見せ始めます
その姿が細く見え始めるのが太陽の沈み始めた西空に見える三日月、しかしその姿はまだ太陽に近いため日没後すぐ後を追うように沈んでしまいます
上弦を迎えるようになるぐらい満ちてくると太陽からは四半日ほど離れているので昼頃に昇り始めて日没頃には空高く見えていて沈むのは深夜ごろ
満月になると半日分太陽から離れているので日没と共に昇り始めちょうど太陽と対峙するような位置になりこれが一般的な月のイメージになっていますね
これが下弦という満月過ぎの半月を迎えると今度は太陽に近づいた位置になり四半日分太陽に近いことになります
ですから昇り始めが深夜になり四半日後に太陽が昇ってくる時間帯が見える時間帯に、そして昼には沈んでしまいます
そして再び月は新月を迎えるために太陽と同じ方向へと移ってゆき朝方太陽と同じ時間頃に昇り始め日暮れには共に沈んでゆく姿になります
夜のイメージが強い月ですが実は昼夜関係なく毎日空には姿を見せているんですよね
天候が悪かったり時間帯が合わなかったりなかなか1周期を通して全ての姿を見ることの出来ない月ですが月はいつも地球(我々)の周りを回り続けているんです
当たり前に感じていてその意識すら希薄になったり姿が見えないから存在を感じなかったり自己都合で会えないことを好ましく思わなかったり・・・何だか我々にとって月は親のような存在にすら感じてしまいます
星という枠で見れば月は地球より小さく衛星という存在ですがそう見ると月の方が大人に感じるのは自分だけかな?(笑)
姿が見える見えない関係なく常に見守り続けているという姿からも親のように感じてしまうのは自分が親という存在であるからゆえなのかもしれませんね