月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

3月24日のヒシクイ

サロマ湖からの帰り道、能取湖沿いを走っていると大きな鳥の群れが幾つも飛んでゆきます
初めはハクチョウの群れが北に向かうのかと思っていたのですが白鳥にしては大きさが少し小さいですし首や羽の長さも違います

車を停めて上空を通過する編隊にカメラを向けるとマガンのようなシルエットですね、ただお腹が白く嘴が黒いのでマガンではなくヒシクイかコクガンだと思いました
ただコクガンのように首に白い線がないのでヒシクイかな?空高く飛んでいるのでもう少し大きく写せたら嘴の色などもっと判りやすいと思うのですが北上を続ける鳥たちにそんなことは言えませんよね(笑)
この時期になると北へと戻るために南から上がってきて北海道を北上途中の中継地として姿を見せては雪解けで土の見え始めた畑で餌を食べています
しかし今年は多雪で雪解けが遅れていて少しだけ雪解けで顔を出した農地に集まるよう群れるハクチョウの姿などを見かけます

様々な形の編隊で飛んでゆく鳥の姿を見送っていると防風の為に並んでいる林の向こうへと高度を下げ広がる農地へと降りてゆきました
今晩はここを休憩地点として選んだのかもしれませんね、仲間と声を掛け合うように鳴きながら飛んでゆく姿は長距離を移動する渡り鳥にとって連携こそがこの長旅を遂げることのできる大切な力なんだと感じさせてくれました