月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月16日の小惑星接近

先ほどロシアに隕石が落下したというニュースがネットやテレビで流れ始め映像を見てその明るさに驚きました
映像によっては爆発音やその衝撃波が映っていて威力の大きさを感じます、ロシアでは数多くの怪我人が出ているようで心からお見舞い申し上げます
実は明日の明け方前から地球の極近くを隕石と比べれば巨大な小惑星が通過するという予測が発表されています
極近くという表現を用いていますが何を目安にすれば極近くなのか?
数字で言えば30000kmにも満たない(27700km)距離を通過します、富士山なら縦に7334個分
エベレストなら縦に3130個分
宇宙との境として一つの目安としている100kmから見れば277倍の距離です、宇宙ステーションのISSと比べれば70倍離れている距離ですから随分離れているように感じますね
では地球の周りを回っている人工衛星の一番外側を回っている衛星中継などに用いられる静止衛星と比べてみると約8000km近い距離、GPSなどに使われている人工衛星が20000kmの距離なんでちょうどこの間を通過することになります
予測から地球への落下や衝突はありません、しかし地球に一番近い星の月と比べれば13倍以上近い距離を通ります
地球の公転している位置が僅かに違えば衝突していたかもしれない小惑星、月が上弦前ではなく下弦側だったら月に新しい地名が生まれていたことでしょうね
明け方前の4時から5時になる辺りに西空に天気が良ければ見えますので望遠鏡をお持ちの方は覗いてみて下さいね
でも通過するのは宇宙空間ですので今日のロシアに落下した隕石のような発光や爆発はありませんよ(笑)