月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

11月20日の太陽

凍結路面を写していると頬に当たる太陽の日差しが温かく感じます

面白いものですね、気温は氷点下まで下がるのに太陽に照らされている部分は暖かく感じるほど熱を感じる

曇れば気温が下がり寒く感じるのが当たり前なのにここでは放射冷却という現象で太陽は照っているのに気温が下がり寒く感じるほど

以前からよく書いている放射冷却現象ですがこちらでは四季を通じてよく起きる現象

現象を説明すると昼間に上がった温度が夜間に冷える際に地面から大気へと熱が逃げるのですがそれが上空高くまで至る前に雲など反射するものがあれば一部は留まり気温の低下を緩やかにしてくれます

しかし快晴などで雲などが無いと多くがそのまま逃げてしまい気温が下がるのです

でもこれは晴れた夜間での現象で大小はあれど当たり前に起きていることですよね?

こちらでの放射冷却現象は夜間より夜明けの太陽が現れると一気に気温が下がります

酷い時には-10℃が一気に-30℃近くまで下がることも、夜間は太陽の光が無いので下がるのは判りますが太陽が登り始めて陽を浴びているのに気温が逆に下がるのは一見不思議に感じますよね?

これは北見という盆地の地形にも原因があるのですが夜間に下がった地面近くの気温、太陽が登り上がり始める気温、ここで大気の密度から接地逆転層というものが生まれて地面に近くなればなるほど気温が下がる逆転現象が起きて気温が一気に下がってしまうんです

これ以上説明を詳しくすると難しくなってしまいますのでこの辺で御終い(笑)

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最近天候に恵まれずお月見も出来ていませんし夜勤も忙しく月を見上げることも出来ていないので以前「金環日食」の際に購入した本の付録(日食プレート)を取り出してきて燦々と照りつける眩しい太陽を写してみました

今年は太陽の活動がなかなか予想通りにはいかないようで何やら転換期に差し掛かっているのでは?と噂されていますね

それでも太陽は温かく照らしてくれていますしハッキリは写りませんでしたが少ないと言われている黒点も大きな姿が写っていました

11年ほどの周期で太陽の活動は増減を繰り返しているようです、更に北と南の極の入れ替わりなども周期的に起きているようなのですがちょうどその時期に差し掛かっているのかもしれませんね

上手く写せませんでしたが満月の写真を逃してしまいましたので今月は真ん丸な太陽で誤魔化します(笑)