9月27日の月(上弦)
今夜も日付が28日に変わる頃に窓から見え始めた月、でも昇ったのは27日の夜ですから題名は27日の月にしました
昨日も書きましたが今夜は上弦の月、上半月が上限で下半月が今夜の下弦
でも何だか半月より少し欠けて見えますね、実は下弦を迎えたのは27日の午後1時頃
ですからもう半日は経過しているので欠けが進んでしまって見えるんですね
これから新月に向かってどんどん欠けてゆく月は昇る時間も深夜から明け方へと移ってゆきます
新月というのは月が昇ず見えないのではなく太陽と同じ方角に移り日の出から日暮れと明るい時に昇っているから見えないんですね
更に太陽と同じ方角ということは地球から見て月はちょうど太陽に照らされている面を後ろにしていますので地球からは影の部分しか見えないことになります
昼間に登っている月を見たことがある人は判ると思いますが白く浮かんでいる月の影の部分は青空と同じ色になっていますよね
新月はそれが全部青空と同じように見えてしまうので月が昇っていても見えないんです
これは地球の大気が太陽からの光に影響してそう見せているのですがもしも大気が無かったら昼夜関係なく見上げる空はいつも黒く見える宇宙空間の光景になってしまいます
そうなったら何だか味気ない光景ばかりに感じてしまいますね、時として月や星を見えなくさせてしまう地球の大気や天候ですが地球の生命にとって欠かせない存在であり日々の美しい光景を生み出してくれる存在でもありますね