月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

12月23日のカルガモ

150mmを持ち出して出掛けた試写、寒さは厳しいですが真っ青な空が綺麗で公園に向かうと凍りついた池の一部が水面を出していたのでそこに集まるカルガモたちを写してみることにしました

クリスマス寒波とは何処から生まれた言葉なのかと思いつつ今朝は−22℃まで下がり他の街では−30℃近くまで下がったところもあるようです
年が明ける前にここまで寒くなるのはこちらでも珍しく雪も多いので何だか子供の頃の真冬を思い出してしまいました
−30℃や学校が積雪で休校になったり子供の頃はもっと冬が厳しく凍傷で耳が倍に腫れ上がった友達もいましたねー
今のような断熱材を使った暖かい家ではなく木枠の窓から冷たい風や細かな雪が入るような家で薪か石炭を炊いてその厳しい冬を乗り越えていたんですよね
決して歴史で習う大昔の話ではなく親世代である40代〜50代の人たちが子供の頃にそうやって冬を過ごしていたんですよね

そう考えると寒そうに見えるカルガモたちにとって人間は決して優秀で高位な生き物には見えていないのかもしれませんね
「厳しい冬だけど頑張って生き延びれよ」とか口にしていてもカルガモにしてみれば「お前こそもっとシッカリしろよー人間」って見られているのかも?(笑)

何て考えながらカメラを向けているのですが静物を写しているのと同じ絞り開放でのカルガモ撮影
帰宅してからPCで確認してみるとちょっと驚きました、絞り開放で古いフィルム時代のレンズで出会った時にはカビだらけでどれだけ回復できるか自信もありませんでしたがシッカリした写りが多いです

確かにMFレンズですのでピント合わせが外れていてボケていた自らの失敗写真もありましたがボケも柔らかく発色も良く年数は経っていますが当時のポテンシャルは高かったことを感じさせてくれます
野鳥を写すには最近距離が1.8mという長さは気になりませんし自宅の窓から庭の餌台に集まる野鳥を写すのにちょうど良い135mmと同じように使えそうですね