10月21日の紅葉
今日は妻と郊外の紅葉を見に出かけました、出かけたと言っても買い物に出かけたついでにちょっと寄り道しただけ(笑)
昨日も紅葉を眺めたんですがやっぱり陽が当たる場所の紅葉は輝くような鮮やかさがありますね、黄金色が映えています
紅葉を見上げていて気づいたのは見た目の光景だけではなく森の中で聞こえる音も夏とは違っています
茂った木や草が奏でる音、夏とは違い枯れた枝や葉が渇いた音を立てていて歩く道にも枯葉が敷かれカサカサと渇いた音が聞こえます
これは一見、終わりを迎える悲しげな音にも感じますが月の満ち欠けと同じで季節も幾度と繰り返し行われるもの
これは何かが消えてしまったり失われる光景ではない次の季節へと移り変わるための培いなんでしょうね
冬を前に夏に開いた命の多くがその姿を土に帰る支度をする秋、鮮やかな紅葉もその一区切りを彩る花道なのかもと感じました
あるものは道半ばで土へと戻り、あるものは花を咲かせ命を躍動させ、あるものは次へと繋ぐ命や実りを生み出す
そう考えれば「人間と同じ」
いいえ、「人間と同じ」ではなく人間も自然の中から生まれた一つの命ですから「人間も同じ」という言葉が正解なんですね