フラミンゴが逃走中

北海道の中央近くにある旭川、ここに人気の絶えない動物園「旭山動物園」があります
全国から来園者が来て道内でも動物園ツアーが人気の場所です、我が家も家族で行った事があるのですが昔ながらの動物園を改築して観る側も動物も楽しめる施設作りが人気なんでしょうねー
本題は今月の１８日にここのフラミンゴ１羽が逃げてしまいました、原因は飛べないようにカットしていた羽根が生え変わって飛べた為だそうです
確かに個人で買うインコなどでも羽根の一部を定期的にカットして飛べないようにすることがありますがこれを聞いて「うん？」と思った人は鳥が好きな人ですね（笑）
フラミンゴなどは飛ぶ過程が羽ばたいてバッ！っと飛び上がらずにある程度の助走が必要となります
今回逃げたフラミンゴが２６日に１００ｋｍ以上離れた小樽という札幌より海側の場所で見つかりました
そこで２７日に捕獲が行われたのですが逃げられてその後こちらオホーツク海側の紋別でその姿が確認されたとの声があるそうです・・・その距離は旭川→小樽の倍にもなる距離
羽根自体は充分に長距離飛行出来る状態に戻っているか元々カットが見落とされていたんでしょうね
これは飼育として作業ミスになるのですが上で書いた事柄も問題になってきます、そうです「助走が必要な鳥」なのに飛び立てる施設設計に問題があります
これが問題無いという認識で逃げられないから上面ネットも備えていないと思うのですが構造的な問題もありそうですね
フラミンゴのその後は現在不明、２００ｋｍ以上の飛行が可能なら南下してゆくと思うのですが・・・もしかするとこちらの河川で羽根を休めている可能性もありますね、明日カメラ散歩行ったら出会ったりして（笑）
羽根をカットしていなかったという問題、動物が逃げ出せる構造の円設備、今回はフラミンゴだったらかこの事件を「微笑ましく」見る方もいるでしょうがこの動物園にはライオンを始め多くの肉食獣や大型獣がいる施設です
今までの状態で逃げ出したのがフラミンゴで良かったですね、トラやライオンなら今頃厳戒態勢で警察や自衛隊が出動して夏の観光どころじゃない状況になっていましたね？
野生の生き物を囲って養う立場、今後の対策や原因究明そして責任の取り方で旭山動物園の姿勢を注視したいと思います
子供の頃から旭山動物園を知る者として厳しい意見ですが一時期閉園状態にまでなった一因に何があったかを思い出していただきたい