月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

3月11日の月

昨日・今日と親戚の葬儀を終えて帰宅しました、家族揃って疲れていましたが土日などに纏めて買出しをしているのが出来ませんでしたので留守中に調整を行ってもらいました今の車を試し運転兼ねて買い物にも出掛けてきました
カラカラとはするものの振動などが無くなっておりとりあえず次の車が来るまでは大丈夫そうで一安心、長いこと良き足として我が家の車を勤めてくれましたので最後の一頑張りしてくれそうです

葬儀の方は地区内の公民館を借りての昔ながらの葬儀でご近所の皆さんのお手伝いも有難く温かい中で故人を送ることができました
公民館での泊まりとなりましたのでブログ更新などもできませんでしたのでお返事も書けず申し訳ありません
この月は遅れましたが11日の晩に見上げた月、小さな町での葬儀は昔ながらの人と人の繋がりで行われた質素でありながらも温もりを感じ隣町からやってきてくれた神主さんも「神道での葬儀は数えるほどしか経験がなくて緊張しました」と言いながらも無事終えた後は日本古来からの習わしや神仏がどれだけ今の生活にも浸透して名前しか知らなくても死して唱える宗教以上に生きて行う奉りの方が何倍も多いと皆に話してくれました

そうですよね年明けから初詣に出掛けて節分や七五三、厄払いにお守りを飾ったり、初めの3ヶ月だけでも何回もそういった「神仏に触れ合う」機会があるんですよね
月が日本の農業が主要だった時代には何よりも正確な目安となる存在で発展を遂げた現代でもそれは人の装いが進化しただけのことであって食を必要とし季節を過ごす人間自体は何も変わっていないのですから今こそ農業や生活の基盤となる産業を見直すのが大切と諭しておりました
月や野鳥を写すのが主と話すと鳥居の由来が神の使いである鳥が舞い降りるのが鳥居の原型であったり、神社の屋根の形や作りにもそれぞれ神道に則った意味があることなどを教えていただきました
昨晩12日は残念ながら雪混じりの曇り空に月を見ることは出来ませんでしたが通夜の故人を見守りながら親戚一同で昔の話や近況の話など温かく大切な時間を送りました