月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

12月11日の月

やっと夜勤が明けました、昨晩も満月後の月が綺麗に寒空で光っていました

10日から11日にかけて見れた皆既月食から1日でもう右側に影が生まれていますねー
影が降り出した右側の地形が凄く見易く感じますね、光が斜めから当たるようになり朝日や夕日のように影が伸びて本来の地形より誇張されたため地形が見易く感じるんですね

地球の一日、日の出から日没・そして再び日の出までの期間は地球の約1ヶ月
2週間は昼間が続いて2週間は夜が続く長い一日ですね、そのため月に基地や施設を作ろうとすると太陽発電では2週間も続く夜は厳しい環境になってしまいますね
さらに月には大気が無いので地球では大気との摩擦で燃え尽きてしまうような小さな隕石や落下物でも地上に落ちてきてしまうので発電パネルを単に大きくしただけでは問題解消にならないのでこれから先もなかなか月面基地の実現は難しいのかもしれません
ただ各国の多くが有人探査や月への定住を目標に掲げていますが自分はまず地球から操作できる重機やロボット・機械などを送り込んでそこで実際の月面作業を進めて人間は月軌道上にステーションを設け滞在する方法が現実的で近い未来なのでは?と感じています
それ以降住居設備や滞在方法が確立してから月面に降り立つのが安全で信頼性のある計画、実はこれがアポロ計画と米ソ冷戦時にソ連(今のロシア)が計画していたものに近いと後から知りました
さすがに自立したロボットの計画はありませんでしたしコンピューター技術ではアメリカより遅れを取っていたロシア、しかしアメリカが尊い犠牲を出しながらも人類到達を進めた一方で月面を移動したり活動して探査・採取を繰り返したロシアの探査機(今でいうロボット)
結果はアメリカの月面到達を迎えてしまいましたがその後もロシアは月面への探査機を送り込み宇宙飛行士の安全が確保出来るかを討論し続けました
しかし当時の技術力では安全(ここが一番大切な目標ですよね)に往復させられるかに確信が出せずアメリカの続く月面到達に計画を打ち切った形になりました
でもその際の知識や技術が今尚「生存率の高いロケット・宇宙船」を今尚使い続けています、そしてその研究や技術力がチェルノブイリ原発の事故処理で大きく役立ち探査機を改造したロボットは事故現場でも働きました
別にアメリカよりロシアが好きとかではなく同じ目標でも見方・考え方が違うと月への挑み方も大きく変わるのだと感じますね
これから先、月へと向かうのは中国が今の勢いならば有力ですがこちらの他にも「月への挑戦」をこれからも見守ってゆきたいですね!